世界有数の金融グループで、日本株式のオペレーションズ(編注:取引成立後の正確性・確実性を確保する、専門領域)の全業務を担当した後、世界トップクラスのコンサルティングファームにて経営コンサルタントとして功績を重ねるなど、輝かしいキャリアをお持ちの星さん。現在、豊富な知見を活かし幅広いフィールドでご活躍されています。そんな星さんは以前まで、セルプロモートでフリーランスをされていた経歴をお持ちです。今回は、星さんと今も深い交流が続いている担当営業の松永さんの2人に、当時のエピソードやセルプロモートのフリーランスサポートについて語ってもらいました。
「子育て中だから」と特別扱いされないことが、むしろ働きやすさに。
──華麗なキャリアをお持ちの星さんですが、セルプロモート以前の経験を教えてください。
星さん（以下、星）：もともと「グローバルに活躍すること」を意識し、海外ではスターンダードな理系の学部として経営学を学べる東京理科大学に進学しました。卒業後は「一番厳しい環境に身を置いて、成長したい」と思い、大手金融グループに就職。オペレーションズという貴重な経験を積ませてもらう一方で、業界全体が縮小し始め、最終的にメンバーは半分になったのです。
3年の間に、任される領域は拡大し続けたのですが、キャリアの限界を感じて、次の道を模索しました。そこで選んだのが、外資系のコンサルティングファームです。そこでは経営コンサルタントの業務を任せてもらっていたのですが、上司に「システム関係の案件も経験したい」と直談判して、PMやPMOといったITコンサルのキャリアも築くことができました。
──なぜ、セルプロモートで「フリーランスになろう」と思われたのでしょうか？
星：「ワークライフバランスを重視したい」と考えたからです。実は、子どもが生まれるギリギリまで働いていたり、世界中で絶え間なく開いているマーケットに対応したり、子育てをしながら働くのが難しい職場でもありました。職場内でも、どこか「子どもがいるから、仕事を任せにくい」という空気感があり、「ここにいても評価されない」と思ったので、フリーランスになろうと決意しました。
セルプロモートを選んだのは、松永さんの前だと少し照れるのですが（笑）、ほかの会社と比較して「結局一番良い」と感じたからです。働いていてより感じるのは、企業側ではなく、本気でエンジニアそれぞれに寄り添ってくれて、困ったことがあればすぐに行動してくれます。
あとは「子育て中であることを、意識せずに接してくれる」こともストレスなく働けている要因です。「子どもがいるから難しい」のような扱いが一切ないので、働きやすいと感じていました。
──なぜ、セルプロモートの営業になろうと思われたのでしょうか？また、星さんの担当になったときの最初の印象を教えてください。
松永さん（以下、松永）：私は新卒からセルプロモートに入社して、3年目になります。実は別の業界を目指していたのですが、当時の会社のキャッチコピーである「ビジネスマンを若者の憧れに」に惹かれたのが理由です。あと、面接もとてもしゃべりやすく、安心感を持ったことを覚えています。選考以外のところでも「キャリアを一緒に考えよう」といった時間を作ってくれるなど「ずっと寄り添ってくれる会社」だと感じ、入社を決めました。
入社してからずっと営業をしており、現在はフリーランスチームに配属になり、案件を探していらっしゃる方のヒアリング、クライアントへの紹介、サポート業務全般を担当しています。
星さんと最初出会ったときの感想は、「英語も中国語も堪能」「凄いキャリアをお持ちのエンジニア」というご経歴のインパクトとともに、積極的にお話をしてくださるので「とても元気な方だな」という印象が強かったです。
まるで魔法のように、さらっとサポートしてくれる。
──2人の関係性や助かっていると感じるところ、フォロー体制などを教えてください。
星：話をしっかりと聞いてくれて、その上で的確に対応してくれるので「助かっている」と感じたことは無数にあります。具体例をあげると、同じプロジェクトのほかのメンバーとちょっと仕事がうまくいかない時期があり、松永さんに相談したところ、すぐに解決。今では非常に良好な関係を築くことができています。いまだに私は、「松永さんが、魔法でも使ったんじゃないか？」と思っているくらいです（笑）。あとは、大事な予定のときに事前にリマインドくれるなど、きめ細やかなサポートをしてくれます。
松永：お褒めいただいて、シンプルにうれしいです（笑）。「頑張って良かった」と思いますし、励みになります。その当時のエピソードの裏側をちょっとお話しすると、該当のメンバーの方と個別にお話しする機会を設けてもらい、「今感じていること」や「これからどうしていきたいか」をヒアリング。課題に対して一緒に改善策を考えたり、こちらから提案したりしました。
フリーランスサポートの体制としてはリーダーと私の2名体制で、約50名のフリーランスの方に対応しています。営業はクライアントと働いてくださるエンジニアやコンサルタントなどの「中間に立つ」ことが1番良いと考えていて、少なくとも企業にだけ偏らないようにすることを念頭に置いています。双方の話に耳を傾けて要望を汲み取るのが、営業の仕事だと考えています。
星：松永さんは共感力が高く、とても話しやすい雰囲気を自然としてくださるので、まるで「昔からの友達同士」のような関係性を感じます。「魔法」のエピソードについても、さらっと話していますが、実際は困難を伴ったと思うんです。でも、その大変さを表に出さないのが、松永さんの凄いところだと感じます。
──普段のやりとりの中で印象に残っているエピソードはありますか？
星：最近だと誕生日に、松永さんとリーダーの方から「おめでとう」のメッセージが来たのはうれしかったですね。家族以外で、一番早かったです(笑)。「個々のフリーランスをみてくれてるんだな」と感じました。
松永：星さんとはお電話することが多いのですが、いつも本音で語ってくださる内容が面白く、私も心を開いてお話をしています（笑）。業務の進行からささいな日常の会話まで、幅広くお話していますね。
星：コロナ禍でリモートで働くようになったとき「人とのつながりの大切さ」を、しみじみと思い知りました。他社の方ともお付き合いがありますが、どうしても「心の底からではない」ことがわかってしまいます。業務連絡のみだったり、簡潔に終わらそうという態度だったり・・・。そんな中で本音で、細やかなコミュケーションができる松永さんの存在は貴重で、そのキャラクターにいつも救われています。
「自分らしさや時間を大切に」×「条件に寄り添う」。
──これからのキャリアビジョンを教えてください。
星：母親として、子どもの模範となる働き方をしたいという気持ちが強いです。そのため「この業界で、これをする」と決めつけるのではなく、子どものリスペクトを受けるような「しっかりと働き、プライベートも充実」というキャリアを目指しています。趣味や子どものために必要な時間をつくる「タイムマネジメント」を実現したいです。
松永：今まで以上にたくさんのフリーランスの方をサポートするなど、まずは「目の前のやれることを頑張る」のが目標です。この仕事は、星さんのようなさまざまなキャリアを築いてこられた方とお話ができたり、フリーランスの方が参画されている案件は大手・優良企業が多いので、企業独自のカルチャーや意外な一面などを知ることができる機会があったりと、おもしろさを感じます。
──セルプロモートの魅力と、「こんな方に向いている！」という、フリーランスのエンジニア像についてお聞かせください。
星：知人から「フリーランスは立場が弱い」という話を聞いたこともありますが、セルプロモートの場合は、全くありません。ほかのセルプロモートのフリーランスエンジニアに聞いても「手厚さが別格」という感想でした。特にフリーランスだと人間関係が希薄になり、ドライな関係性になってしまうこともあります。だからこそ、ファミリーのような温かい雰囲気で対等にコミュケーションをとれるセルプロモートの環境は、私にとって魅力ですね。
向いている方は、「自分の時間を大切に」という方ではないでしょうか。私もフリーランスを選んだのは、子育てしながら会社員をしていたときに「毎日自分を犠牲にして頑張る必要はない」と感じたのがきっかけです。今、組織などに縛られ「働き方に困ってる」「生活環境を見直したい人」には、セルプロモートのフリーランスを推奨します。
──フリーランスを考える方へメッセージをお願いします。
松永：「地方在住でフルリモートで働きたい」など、条件をお持ちのエンジニア方と相性の良いクライアントを繋げるのが、私のやりがいです。豊富な案件の中から探し出すように努力しますので、気軽に声をかけてください。まずは面談でお待ちしています！
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