【女性エンジニア対談】何気ない一言に救われるプライベートな時間。客観的な言葉が、支えとなる。

専門学校でITを学び、大手企業に就職後は官公庁向けのインフラエンジニアやシステム開発のキャリアを積まれた藤本さん。そして、エステティシャンからIT業界に飛び込まれた渋井さん。今回はセルプロモートへエンジニアとして同時期に入社し、普段から仲良くされている2人に、対談していただきました。

同じ趣味が重なり、最初から意気投合!

──セルプロモートを選ばれた理由と、今の業務内容を教えてください。

藤本さん(以下、藤本):自由さや柔軟な雰囲気を求めて転職先を探している中で、当社に出会いました。人事の方の的確なコミュニケーションや、対応力の高さに魅力を感じて入社を決意し、今はPL的ポジションで設計業務やオフショア開発などに携わっています。

渋井さん(以下、渋井):エステティシャン時代から、事務系の仕事に憧れがありました。その後、たまたま飲みにいったバーでIT企業の社長と知り合い「うちの業界は人手不足なので、デスクワークができるよ」と言われたのです。そこでプログラミングスクールに3ヶ月通って、エンジニアになりました。転職先に当社を選んだのは、「どんな人が活躍されていますか?」と質問したところ「人のために頑張るタイプが多いですね」と言われたので、働きやすそうだと感じたからです。また、案件数が圧倒的に多いことも惹かれました。今は設計からテストまでの開発業務などを担当しています。

──配属先が異なる2人ですが、何がきっかけで知り合われたのですか?また、普段どのような交流をされているのか教えてください。

藤本:社内の方から「女性エンジニアが入社したよ!」と教えてもらい、早速コンタクトを取ったところ、最初は“ネイルが好き”という話で盛り上がりました。そして交流を深めていくうちに、お互い「普段遊ぶ場所が一緒」「好きな映画が一緒」など、色んな趣味が合うことがわかってきたんです。なかでも2人とも歌うのが好きだったので、もう1人セルプロモートの女性社員も誘って一緒にカラオケに行ったのですが、それで意気投合しました。最初から話しかけやすいお人柄で、渋井さんからも積極的にコミュニケーションをとってくれた記憶があります。

その後、連絡を頻繁に取り合い、2ヶ月に1回くらいのペースでネイル用品を買いに行くなど、一緒に出かけています。最近は、お互いの家やレンタルスペースで黙々とネイルをすることにハマっていますね。ときにはバーベキューやテーマパークで遊ぶこともあります。

渋井:入社が決まったとき担当営業さんに「飲み会をしてください!」とお願いし、催してもらった席の隣に座っていたのが藤本さんでした。同じ女性同士で年齢も近く、気さくに話しかけてくれて趣味も合ったので、すぐに仲良くなりましたね。普段の会話は日常生活やプライベートな内容が多いのですが、藤本さんがエンジニアとしてさまざまな経験をされているので「実は過去にこんな業務があった」など、参考になることを教えてもらえるので、学びにつながっています。

女性率20%の中、同性だからこそわかりあえる。

──女性エンジニア同士のつながりが、「業務に活きている!」と感じた瞬間はありますか?

渋井:「同じエンジニアで友人」という関係性は、気持ち的な部分で助かっています。たとえば業務でつまずいて、ちょっとした辛さを感じたときに話を聞いてくれる存在は、とてもありがたいです。共感してもらえるだけで、気持ちが切り替わり「明日からまた頑張ろう!」と前向きになれます。もともと心配性で、勝手に思いつめてしまうきらいがあるので、「無理しないでね」の一言に救われますね。

藤本:エンジニア業界は、男性が80%の世界なので「女性ならではのマインド」が薄れてしまうことがあります。たとえば自分の中では「男性からのこんな対応や言葉遣いは、当たり前だろうな」と思っていることが、実はちょっとセクハラ的な要素を含んでいることがあったりするんです。女性エンジニアの友人がいると、そうしたことを相談したときに客観的に軌道修正してくれるので、うれしい存在です。

──2人がそれぞれ感じる「セルプロモートの魅力」について教えてください。

藤本:会社としてみんなの距離が近く、人事を司るタレマネ(タレント&ブランディングマネージメント)という部署もあって、馴染みやすい風土が根付いているのが魅力だと感じます。渋井さんと友人になれたのも、「こんな方が今度入社しますよ」と会社から働きかけてもらったからです。前職は大手のSES企業だったこともあり、一度クライアント先に出てしまうと、そこでの関係は深まりますが自社への帰属意識はほとんどありませんでした。

当社だと1ヶ月毎にタレマネと1on1があり、働きやすい環境かどうかを丁寧にヒアリングするだけでなく、「スキルアップにつながるか?」を冷静に判断してくれます。また「ほかのことに挑戦したい」という思いも汲み取ってくれるので、転職して正解でした。以前から担当営業がしっかりと対応してくれる文化でしたが、タレマネが設立されたことでより強固になったと感じています。先日も、「もくもく会」というエンジニア一人ひとりが同じ空間でもくもくと勉強する社内イベントに参加したのですが、会社に戻るとみんなが「お帰り」と温かい挨拶で迎えてくれました。「自分を認知してくれている」ことが実感できると、自然と帰属意識が生まれます。

渋井:当社に来てから「レスポンスの速さ」に驚かされました。問い合わせをすると、1分以内に返ってくることも、ごく普通にあります。「爆速で対応」という社風が実践されていると感じました。私も見習って、「気付いたら即レス」を心がけています。あとは、前職では課題などを抱え込み過ぎるタイプでしたが、当社だとタレマネに事前に相談できるので、タスクの整理ができるようになって助かっています。また、将来的な「結婚や出産」といった女性特有のライフステージについても、担当のタレマネが女性ということもあり、相談しやすいですね。

「エンジニアの面白さ」に目覚め、新たな挑戦を。

──渋井さんは前職からまったく違う業界に飛び込まれましたが、今の率直な本音をお聞かせください。

渋井:パソコンを使うこと自体、高校生のときにExcelを習って以来くらい久々だったので、最初は「辞めたい」と思うほど大変でした。ただ、現場で揉まれながら技術を習得し、徐々に業務に慣れてくると「自分がつくったものをお客様が使ってくれて、役立っている」ことにワクワクし、エンジニアの面白さに目覚めましたね。また、システムはどうしても不具合が出ることもあります。その原因を解析して、いち早く解決に導けるお手伝いができたとき、自分の中で勝手にテンションが上がっています(笑)。

──最後に、将来のビジョンを教えてください。

藤本:今目指しているのは、「デザインができるフロントエンジニア」です。今も別業界のフロントエンジニアを任せてもらっているのですが、デザインの領域は未知数になります。そのため、タレマネからデザイナーが使っているソフトや開発環境などを教えてもらい、自分でサイトの設計や制作などの練習をしているところです。さらに将来的には、家族のいる地元に戻ってフルリモートで活躍したいという願いがあるので、まずはコツコツと技術を磨きスキルアップに力を注ぎます。

渋井:「技術を突き詰めるか、マネジメントを経験して上流工程を目指すか」で、今まさに悩んでいる最中です。次のプロジェクトに参画してキャリアを磨いていく中で、次のビジョンを明確化していきたいと考えています。もともと「ものづくり」に興味があったのですが、エンジニアになってからはAIなど最新の技術を、自分で調べるのが好きになりました。貪欲に学びつつ、エンジニアの楽しさややりがいを追求していきたいですね。


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