技術を磨き、地力を鍛える。将来は多方面で活躍する、エンジニアへ。

大学では社会心理学を専攻し、消費者心理や統計などについて学んだ後、新卒でAIやコールセンターのDX化などに強みを持つシステム開発会社に就職。そこでシステムエンジニアとして活躍された後、今年1月にセルプロモートに転職された27歳の桜井さん。今回、入社したての新鮮な視点でセルプロモートを選んだ理由や入社後の感想、目指している理想のエンジニア像などを語ってもらいました。

高校生から興味があったシステム開発の世界に飛び込む。

──大学卒業後、エンジニアを志した理由を教えてください。

そもそもは高校生のときに専門家がITやプログラミングを教えてくれる団体で、簡単なスマホのアプリを自分で開発したのが原体験ですね。とっつきにくいと思っていたITの世界を身近に感じ、興味を持つきっかけになりました。そして大学時代は、逆に生徒たちにレクチャーする側でITと関わる機会があり、周りにエンジニアが多い環境だったことから自然と「エンジニア」に興味を抱くようになったのです。その際には軽い挫折も経験し「楽しいばかりじゃない」ということも知りましたが、それ以上にコツコツと積み重ねた努力が実ってプロダクトができ上がったときの「うれしさの方が大きい」と感じたので、エンジニアになる道を選びました。

──前職でのご経験と、転職しようと思われたきっかけを聞かせてください。

以前の職場では、AIにクライアントとともに専門用語を覚えさせることにより育成したり、コールフローという「◯◯のお客様は何番に」という電話案内の最適化に関わる開発業務などを手掛けていました。決まりきった業務だけではなく、部署を横断してプロジェクトを推進するなど、貴重な経験を積ませてもらいました。ただ、「特殊な経験をしたい」という理由で入社し、実際にほかのエンジニアと比べて他社では経験できないような興味深い案件に携わる一方で、「一般的なエンジニアとしてのキャリアを積んでいないのでは?」と不安を覚えるようになったのです。将来的なことを考えると、エンジニアとして最低限のスキルやノウハウを習得し、地力を養うことが大切だと考えました。

──数多ある選択肢の中で、セルプロモートを選んだ理由を教えてください。

いくつかあるのですが、まずは面接がフランクな雰囲気で会社のイメージが掴みやすかったですね。また、会社の仕組みとしてキャリアやプロジェクトのことだけではなく、日常的なことなども気軽に相談できるタレント&ブランディングマネージメント(以下:タレマネ)という部署があることも魅力的でした。

タレマネの担当者とは月に1回1on1で面談をしており、それ以外のときでも、何かあったらすぐに相談に乗ってくれる環境です。面談では「やりたいことと合っていますか?」と常に確認をしてくれます。あとは、ほかの会社は「JAVAがメイン」など限られた開発環境のところも多かったのですが、当社の場合はモダン言語を使った開発の案件も揃っていたことです。最新の技術を学べる環境だと感じ、入社を決意しました。

技術×コミュニケーションに長けた、「総合力」を身に付けたい

──これまでエンジニアとして大変だったことや、それを乗り越えた方法を教えてください。

自分が保守を担当していたある製品のサービスが終了することになり、その対応に苦労した経験があります。そのサービスが普段あまり着目されないものだったこともあって、「とりあえずお願い」という形で任されていたのですが、サービスの終了に伴い急遽リーダー的なポジションで、メンバーと一緒に対応することになったのです。クライアント側の担当者もちょうど変わったところだったので、そのサービスに対して誰も詳しい人がいない状況でした。

そこで、少しでもそのサービスについて知っている上司や先輩、同期たちに声をかけてみんなを巻き込みながら解決の糸口を模索。すると、情報が集まりだし「こうした方が良いよ」と具体的なアドバイスをくれる人も現れたのです。コミュニケーションを尽くすことで、物事が前に進んでいくことを肌で感じることができました。

──周囲との連携で解決されていったのですね。そんな桜井さんの理想のエンジニア像はありますか?

そうですね。総合的な能力を持つエンジニアになりたいと思っています。局地的に特化した高い能力を持つ優秀な若手であっても、10~20年と経験を積み重ねて総合的な能力を身に付けた熟練のエンジニアには敵いません。たとえば、クライアントの要望を引き出すコミュニケーション能力と、それをどこまでシステムで実現できるかを見極める技術力、なおかつ予算も弾き出せる能力は長年培ってきた知見があってこそです。

そのためにも、コミュニケーション能力と、実務能力の双方を伸ばすことで“総合力”を高めることが重要だと考えています。とはいえ時間は有限なので、当面の間は「技術面を磨く」ことに軸足を置く予定です。コミュニケーション能力については、前職や転職活動のときなどに客観的な評価をいただくことが多かったのですが、実務に関しては自分の中で経験不足を感じています。自信がもてるように技術面のスキルを磨いて、知識やノウハウを蓄積するのが目下の目標です。ゆくゆくは自分の強みであるコミュニケーション能力と掛け合わせて、クライアントの要望をすぐに汲み取り、「この技術で解決できます」と提案できるようなエンジニアになるのが理想ですね。

気軽に相談できるタレマネという存在が、安心感につながる。

──現在の業務内容と、職場環境など「前職と違うと感じること」を教えてください。

今はITコンサルの会社で『Microsoft Entra ID』を使い、認証機能の検証や汎用性を調査する業務をしています。前職と大きく違うなと感じるのは「コンサル視点」です。前職でも多岐にわたる業種のクライアントとやり取りをしていたのですが、アプローチの仕方が全く違いました。たとえば「HPの制作」の場合、一般的にはデザイン性や見栄えといった要素からスタートしがちですが、ここでは徹底して「分析データ」を礎にしています。業務としては、始めてのことばかりで大変なこともありますが、毎日勉強しながら乗り越えていくやりがいがありますね。

──「セルプロモートに入社して良かった!」と感じたエピソードはありますか?

困ったことがあると、タレマネの担当者はもちろんのこと営業やほかの人事の方も、すぐに反応して相談に乗ってくれるところです。月1回のタレマネとの1on1では、業務のことを中心に、「こんな資格を取得したいのですが、補助金などは出ますか?」といった聞きづらいことも素直に話せる雰囲気を醸成してくれます。ときにはプライベートな雑談などに発展することもあり、1時間があっという間です(笑)。また、社内のイベントなどで気になるエンジニアがいたら、すぐに取り次いで紹介してくれるなど頼れる存在ですね。

──今後のビジョンを教えてください。

コミュニケーションにも技術にも長けた「総合力」を持つエンジニアに成長し、PMとして活躍するのが目標ですね。何かあっても動じることなく、クライアントとエンジニアの双方から信頼される存在になるのが理想です。そのためにも、まずは技術力を当社で身に付けたいと思います。

また、「やりたいことと、求められていることがバッチリとハマる案件」への参画に、大きな期待を寄せています。多岐にわたるプロジェクトがあり、目指しているキャリアに対して親身になってくれる環境なので、学んでいる開発言語などを活かせる機会に出会えることが今から楽しみです。


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