【ITコンサルタント】起業するメリット・デメリットや成功のコツを紹介

ITコンサルタントは、ITに関する豊富な知見やスキルを持った専門家です。資格取得後は、在籍する企業で活躍する人ももちろん多いですが、中には独立して起業を目指す方もたくさんいます。 ITコンサルタントとして起業することは、どのようなメリットやデメリットがあるのでしょうか。今回はITコンサルタントとして起業する際のメリットやデメリット、成功のコツについて紹介します。


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ITコンサルタントが起業するメリット

ITコンサルタントが起業するメリットは、主に以下の4つです。それぞれについて詳しく見てみましょう。

効率的に利益が得られる

ITコンサルタントは、自分のスキルが売り物になるため、仕入れなどの経費が発生しません。経費が少なくて済むので、売上の大半を利益にでき、効率良く稼ぐことができます。

物価高やコロナなどの社会情勢に左右されることも考えにくいので、仕事さえあれば安定して利益を確保することができるのです。

初期費用やまとまった開業資金が不要である

ITコンサルタントは身ひとつで稼ぐことができるので、初期費用や開業資金が必要ないケースが多いです。例えば、飲食店を開業すると、店舗の改装や調理器具、什器などが必要になり、開業前に一定の資金を確保しておく必要があります。

一方、ITコンサルタントはクライアントから依頼を受けた問題解決が主な業務になるため、PCとインターネット回線があれば開業できます。大がかりな事務所も必要なく、自宅を事務所として開業することも可能です。

自分で仕事を選べる

起業すると自分で仕事を選ぶことができます。自分の得意分野に絞って案件を受けられるので、自分のスキルを活かしながら稼ぐことができるのです。

反対に、苦手分野にチャレンジして実績や経験の幅を広げることもできます。仕事が選べるので、自分がどのようなITコンサルタントになりたいかを考えて、自分のやりたいように進めることができるのです。

さまざまな収益化の方法がある

ITコンサルタントは、コンサルティング以外にも収入を得る手段が複数あります。ITに関するセミナーや勉強会の開催にも需要がありますし、ノウハウなどの情報発信による広告収入、教材販売、オンラインサロンの開設など活躍の幅が広いです。

自分で仕事を選びながら、好きな方法で稼ぐことができます。

ITコンサルタントが起業するデメリット

ITコンサルタントの起業にはデメリットもあります。ここでは、3つのデメリットについて見てみましょう。

競合が多い

ITコンサル起業は人気なので、競合が多く激戦となります。特に都市部ではITのニーズも高いので同業者が多いです。副業で活躍するフリーランスも多く、多くのライバルたちに勝つ必要があります。

競合が多いために、定期的に受注し収益を安定させるまで苦労するケースもあるので注意しましょう。

高いITスキルや営業力が求められる

ITコンサルタントとして独立するには、専門的かつ総合的なITスキルが必須となります。また、すべて一人でこなさなければならないため、案件獲得のための営業力・コミュニケーション能力も重要です。

会社員時代のように、仕事をとってきてくれる営業も事務処理をしてくれる事務員もいないため、幅広いスキルを養わなければなりません。

自分のキャパシティ以上の仕事には携われない

ITコンサルタントは、システム化できず、効率化することが難しい労働集積型の職業です。自分のキャパシティ以上の仕事を引き受けてしまうと、過重労働、長時間労働になることもあります。

【ITコンサルタント】起業に必要な準備

ITコンサルタントとして起業するにはどのような手順が必要なのでしょうか。

スムーズに起業するには準備が肝心です。ここでは起業するまでに準備しておきたいことを紹介します。

起業するタイミングを定めて計画を立てる

まずは、具体的にいつ頃起業したいのか目標を定めましょう。そこから逆算してどんなことを準備していくか計画を立てていきます。現在勤めている会社に退職届を出すことも忘れてはいけません。

また、起業後の事業計画を早めに作っておくことも重要です。起業に関する融資や補助金を受ける際にも、事業計画があるとスムーズに進みやすくなります。

ITコンサルタントとしての経験・実績を積む

ITコンサルタントは実績や結果が重視されるため、地道に実績を増やしておくことが重要です。会社員時代に実績をたくさん積み、アピールできるポイントを整理しておきましょう。

特に、知名度の高い企業や行政などの案件に携わっておくと、起業後に実績としてアピールしやすいです。会社員の間に、起業後を見据えて多くの案件にチャレンジしておきましょう。

積極的に人脈を広げる

会社員時代のコネクションで仕事を得ているケースも多いので、幅広い人脈を築いておくことが重要です。どの人脈から仕事が入ってくるかわからないため、会社員時代から人との縁を大切にしながら仕事に取り組みましょう。

異業種交流会や取引先との懇親会などがあれば、積極的に参加してコネクションを築いておくのもおすすめです。

起業に役立つ資格を取得する

ITコンサルタントのほかに、関連がある資格を取得しておくことで自分のスキルをアピールできます。ITストラテジスト、中小企業診断士、プロジェクトマネージャなどがおすすめです。

複数の資格を所有していると、ほかのITコンサルタントとは違った切り口でクライアントの課題解決に向けた提案ができます。IT系の資格以外にも、起業に役立ちそうな資格を取得しておきましょう。

必要資金を準備する

前述のとおり、ITコンサルタントとして起業するときは、さほど大きな初期費用はかかりません。しかし、PCや周辺機器を一新する場合は初期費用も用意しておきましょう。

また、当面の運転資金や生活防衛資金も必須です。すぐに案件を獲得できて収入につながる保証もないため、しばらく無収入でも生活できる程度の資金は確保しておきましょう。

ITコンサルタントの起業を成功に導くポイント

ITコンサルタントの起業を成功させるには、いくつかのポイントがあります。それぞれ詳しく見てみましょう。

自分のアピールポイントを明確にする

ITコンサルタントの場合は、自分のスキルや自分自身が商品となります。そのため、自分の得意分野、強みを他者にはっきり伝えられるようにしておくことが大切です。

また、競合と差別化できるポイントを明確化するため、競合分析も念入りに行いましょう。競合よりもワンランク上のサービスが提供できるようになれば、顧客も獲得しやすくなります。

市場のニーズを分析する

起業するときは、市場を分析し、どの程度のニーズがあるか、どの程度の利益が見込めるか、ターゲットはどんな層になるかを明確にしておくことが大切です。分析が的確であればあるほど、スムーズに事業を進められます。

また、事業を運営する上でのリスク要因についても把握しておくと、万が一のときもすぐに体制を立て直すことが可能です。あらゆるリスクを想定して、対応策を考えておきましょう。

まとめ

ITコンサルタントとして起業すると、会社員時代よりも多くの収入を得られる可能性が高まります。初期費用はそれほど必要ではありませんが、企業する際は安定した利益を獲得するための準備や調査が必要です。

ITコンサルタントとしての起業を考えている人は、起業する前にまずは独立してフリーランスとして活動するのもおすすめです。

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