【フリーランスエンジニア】年収2000万円を目指すために必要なスキルとは

フリーランスエンジニアも、スキルや実績次第では年収2000万円に到達できます。では、年収2000万円を実現するためには具体的にどのようなことをすれば良いのでしょうか。今回は、フリーランスエンジニアが年収2000万円を達成するために必要なことや、達成のための方法を紹介します。


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フリーランスエンジニアで年収2000万円稼ぐことは可能?

十分な実績やスキルがあって、単価の高い案件を獲得できるようであれば、フリーランスエンジニアが年収2000万円を達成することは可能です。

高単価案件を継続的に受注できるフリーランスエンジニアであれば、正社員よりもずっと稼げることもあります。

年収2000万円のフリーランスエンジニアに必要な5つのこと

フリーランスエンジニアが年収2000万円を達成するにはどのような要素が揃っている必要があるのか、5つのポイントを紹介します。

1.実務経験・実績

クライアントは、エンジニアに仕事の依頼をする際、仕事を完遂できるほどのスキルがあるかを重視します。エンジニア個人の過去の実績は、持っているスキルを判断するための重要な要素です。

そのため、フリーランスエンジニアの実務経験や実績は、獲得できる案件の単価や内容を大きく左右します。そのため、十分な実務経験や実績があれば、それだけ大きい案件を獲得できるということです。

2.クライアントとの良好な関係

年収2000万円を達成するためには、クライアントと信頼関係を築いていくことも大切です。信頼関係があれば、継続的に仕事をもらえる可能性が高まります。場合によっては、新しい案件を紹介してもらえることもあるでしょう。

フリーランスエンジニアの年収は受注した仕事の数で左右されます。クライアントから信頼を獲得し安定して仕事をもらえるようになれば、年収2000万円の達成も見えてくるはずです。

3.豊富な人脈

自ら仕事を獲得していくフリーランスエンジニアにとって、豊富な人脈も必要な要素です。さまざまな人やクライアントとのつながりから、新たな仕事の獲得につながることもあります。

また、仕事を請けるクライアント数は1社に絞らずに複数いた方が良いです。ひとつのクライアントで仕事を請けるより、複数のクライアントから仕事を請けた方がリスクの分散になります。
複数のクライアントと取引するためには、クライアントのニーズに応じた提案を行う必要があります。その点も踏まえて、次の項目もみてみましょう。

4.営業スキル

フリーランスエンジニアが年収2000万円を達成するには、営業力も必要な要素となります。会社員などと違い、自分で仕事を獲得していかなくてはならないためです。

フリーランスエンジニアの中には、同じような実績やスキルのある人もいます。その中で自分の実績や経験をうまくアピールし、高額案件の獲得につなげていく必要があります。営業力はいわゆる提案力のことです。クライアントのニーズに即した提案を積極的に行う必要があります。

営業力があれば、既存のクライアントに依存せず、新規取引先を開拓していくこともできます。新規のクライアントが増えることで、年収2000万円はより近くに見えてくるでしょう。

5.エンジニアとしての希少価値

エンジニアとしての希少性も年収2000万円達成には必要な要素です。この希少性というのは、テクニカルなスキルに限りません。法務や医療など、特定の業界の専門的な知識やスキルなども希少価値が高いです。

一見するとコアだと思われるような知識も、クライアントによっては需要があります。ある分野、ある業界に特化した独自性があれば、ほかのエンジニアとは違った価値をアピールできます。希少価値の高いものであれば、高単価案件の獲得にも優位に働くでしょう。

年収を上げたいフリーランスエンジニアが勉強すべき言語とは

フリーランスエンジニアで年収2000万円を達成するには、プログラミング言語も要素として大きく関係してきます。特に需要が大きいのは、Java、PHP、JavaScriptといったプログラミング言語です。

シンプルなコードで需要が拡大しているPythonや、Androidアプリの開発で使われるKotlinなどのプログラミング言語も活躍の幅が増えています。

良い案件を獲得するには、需要が期待できるプログラミング言語を習得して使えるようにしておくことも大切です。

フリーランスエンジニアが年収2000万円を達成する方法

ここまで、フリーランスエンジニアが年収2000万円を達成するための要素について紹介してきました。しかし、必要な要素がすべて満たされているからといって、年収2000万円が叶うわけではありません。

どのような仕事を、どのような立場で受注するのか、仕事への関わり方も重要な要素です。ここでは、フリーランスエンジニアが年収2000万円になるための4つの方法を取り上げます。

上流工程の仕事を請け負う

システム開発などの仕事では、コーディングやシステム設計などの仕事を下流工程、プロジェクト管理やマネジメントなどの仕事を上流工程といいます。

年収2000万円を達成するには、上流工程をねらって仕事を受注するのが近道です。

上流工程は、下流工程に必要な経験やスキルが必要になるほか、プロジェクトの管理や横断的開発におけるコミュニケーションなど、求められるスキルが増えます。

しかし、フリーランスエンジニアで上流工程の仕事を担えるスキルや経験をもつ人は多くありません。需要があっても供給が少ないため、希少価値は高まります。だから上流工程の方が報酬単価が高いのです。

今までに上流工程を経験した人であれば良いですが、上流工程の経験がない人もいるでしょう。その場合は、プロジェクトマネージャーの経験を問わず募集している案件に参加することで上流工程を経験し、少しずつ単価を上げて高年収を獲得していく方法もあります。

チームを組んで大規模な案件に対応する

フリーランスが個人で受けられる仕事には限度があります。年収2000万円の達成を目指すなら、個人で動くだけでなく、チームで動くことも考えていきましょう。

フリーランス同士が協力すれば、個人で受注できない高単価の大規模案件を受注できる可能性が高まります。小規模な案件より、大規模な案件の方が単価は高いことは明らかです。

さらに、チームになって協力することで業務を効率化できる部分も出てくるでしょう。しかも、チームの誰かが別の案件を獲得してくる可能性もあります。

チームを形成することで仕事の幅やチャンスは広がり、年収2000万円を達成しやすくなるということです。チームを形成するには、ほかのフリーランスとコミュニケーションを取っておくほか、プロジェクトチームを紹介してもらう方法などがあります。

ITコンサルタントになる

ITコンサルタントになって仕事を受注することも、年収2000万円を達成する方法のひとつになります。

I現在、IT分野に悩みを抱えている企業、またはIT分野を用いて今の問題を解決しようとしている企業は多くお存在しています。そんな企業に対して、問題の原因分析や解決策の提案、システム導入や改善などの実行支援までを行う専門家がITコンサルタントです。

プロジェクト開始前の、問題に対する原因究明や分析、提案の役割を担っており、プロジェクト立ち上げにおいて重要な存在です。

ITコンサルタントとして活躍するには、システム設計やプログラミングなどの知識はもちろん、システムの企画・立案の知識、問題分析のための知識など、より高度なスキルが求められます。

また、近年はDX(デジタルトランスフォーメンション)の推進にも注目が集まるようになってきました。DX推進のための経営戦略を立ててツールなどの導入を進めていくDXコンサルタントも高収入です。

常に勉強してさらなるスキルアップを目指す

フリーランスエンジニアは、常に新しい情報を収集しつつ、新しいスキルを身につけられるかどうかも重要なカギです。トレンドが変化しやすいIT業界において、自己研鑽することはとても重要といえるでしょう。

常に新しい技術に対応できるような下地があれば、継続して仕事を得ることもできますし、難易度の高い案件にも挑戦できます。

また、現在需要の高い技術だけでなく、今後重要となってくる分野や需要が見込まれるスキルを見極めて勉強しておくことも、年収を上げるには重要な要素となるでしょう。

エージェントを利用すれば高単価案件を獲得できる!

ここまで高単価案件を獲得する方法を解説してきました。しかし、実際にフリーランスエンジニアが、継続して高単価案件を見つけるには大変な労力を要します。

そこで、おすすめなのが高単価の案件を有するフリーランスエンジニア専門のエージェントへの登録です。自分で営業を続ける場合も、エージェントを同時に利用すれば継続的に案件を獲得しやすくなるでしょう。

フリーランスエンジニアが高単価案件を獲得したいなら、セルプロフリーランスを活用ください。高単価案件のご紹介ができるほか、収入補償サポートもあるため、次の案件の受注が決まっていなくても収入の不安を解消できます。

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まとめ

フリーランスエンジニアが年収2000万円を達成することは可能です。しかし、高単価案件の獲得や、ITスキルの習得などさまざまな要素が求められます。高額な案件に巡り合えるかどうかも重要な要素となるでしょう。

その点、フリーランスエンジニア専門のエージェントを活用すれば、高額案件を受注できる可能性が広がります。年収アップのチャンスを少しでも広げたい方は、エージェントの活用がおすすめです。