フリーランスエンジニアにおすすめ!稼げるプログラミング言語を紹介

近年、フリーランスエンジニアを目指す方が増えていますが、習得しているプログラミング言語で本当に稼げるか不安はありませんか。フリーランスに転向しても、収入が減って生活が苦しくなるのは避けたいものです。 そこで今回は、安定して稼げるプログラミング言語の特徴や将来性について解説します。また、フリーランスエンジニアにおすすめの言語も紹介するので参考にしてみてください。


この記事は約6分で読み終わります。

【フリーランスエンジニア】稼げるプログラミング言語の特徴

フリーランスエンジニアが稼げるプログラミング言語の特徴について解説します。

需要性と希少性が高い

プログラミング言語は100種類以上存在するといわれており、すべての言語が同じように稼げるわけではありません。安定して高い収入を得るためには、需要があってなおかつ希少性が高い言語の習得が重要です。

希少性が低い場合は単価が低くなるため仕事量を増やさなければ稼げません。ただし、希少性が高すぎるものは、需要自体がないことが多いので注意が必要です。

将来の利用増加が期待できる

プログラミング言語によっては、希少性が高いものの利用される機会が少なく、将来的にほとんど需要がなくなる言語もあります。

また、現在需要が高いプログラミング言語であっても、習得しているエンジニア数が増えすぎると飽和状態となり、案件受注が困難になる場合もあるでしょう。そのため、IT業界のトレンドを把握して、どの言語に将来性があるのか判断する必要があります。

近年は、AIやブロックチェーンの分野が注目されており、関連するプログラミング言語の需要が高まると予想されています。

将来需要が伸びる言語を見極めることが、フリーランスエンジニアとして活躍し続けるためには大切です。

【プログラミング言語別】フリーランスエンジニアの単価相場

ここでは代表的なプログラミング言語別にフリーランスエンジニアの単価相場を紹介します。あくまで目安となる金額で、実際の単価とは異なる場合もあります。

JavaScript

▼単価相場
・平均単価72万円
・最高単価145万円

主にフロントエンドエンジニアが扱うプログラミング言語です。WEBサイトやWEBアプリケーションに幅広く使用されているため、あらゆる業界や分野の案件求人があります。

今後もWEBサイト制作の需要は続くことが見込まれるため、将来性の高いプログラミング言語といえるでしょう。

リモートワークや短期の案件も多いため、働く時間を自由にコントロールしたい人に人気があります。

PHP

▼単価相場
・平均単価72万円
・最高単価165万円

主にWEBシステムやアプリケーション開発などに使用されるプログラミング言語です。初心者のエンジニアでも扱いやすく、世界的に有名な「Wordpress」がPHPで作られていることもあり、フリーランスエンジニアには根強い人気があります。

比較的歴史のあるWEBシステムを運営している企業が、PHPを使用しているケースが多いです。最近では、WEBサイトにオンラインショップ機能を搭載するためにPHPが使用されることが増え、さまざまな案件があります。

すでにPHPを使用している企業は、最新の言語に切り替えることなく利用し続けているケースも多いです。WordPressの利用者も多いことから、今後も需要の続く言語のひとつといえます。

Ruby

▼単価相場
・平均単価80万円
・最高単価145万円

WEBやスマートフォンのアプリケーション開発に使用される言語で、日本人によって開発されました。 スピーディに開発を進められるため、特にスタートアップやベンチャー企業で需要が高いです。

自由度や汎用性が高く、記述量も少ないなどの特徴から、フリーランスエンジニアにも非常に人気があります。幅広い分野で活躍できAIの開発も可能なため、将来性としても期待できるでしょう。

需要の高さから高単価な案件も多く、ワークライフバランスや収入アップなどを目指すフリーランスにもおすすめです。

Python

▼単価相場
・平均単価77万円
・最高単価145万円

AIや機械学習、ビッグデータ解析など、近年注目されている分野で多用されている言語です。

SNSや自動車の自動運転技術など幅広く使用されており、今後はより重要性が高まると予想されています。そのため、非常に将来性が高く、エンジニアの代表的な資格である基本情報技術者試験の選択言語にも追加されました。

今後はさらに案件数が増えていくことが期待され、より高単価な仕事も多くなるでしょう。将来性を重視するフリーランスエンジニアにおすすめの言語です。

Java

▼単価相場
・平均単価69万円
・最高単価165万円

最も有名なプログラミング言語で、業界にゆかりのない人でも聞いたことがある言語でしょう。

OSに関係なく使える言語であるため、WEBアプリケーションや業務システムなどを中心に、さまざまな分野で活躍できます。

汎用性が高く、大規模なシステムにも採用されていることから案件数も非常に多いです。仕事内容としては、スピードよりも堅実なプログラミングが求められる特徴があり、フリーランスエンジニアにも人気があります。

ただし、有名な言語だからこそ競合も多くなるため、Javaを使用しながらほかの言語も習得しておくと、さらに将来性や収入の安定性を見込めるでしょう。

Swift

▼単価相場
・平均単価79万円
・最高単価125万円

2014年にApple社が発表したプログラミング言語です。Appleのアプリケーション開発に使用され、iOSの案件獲得を目指すフリーランスエンジニアに注目されています。

日本ではiPhoneの人気が高く、今後も利用者のニーズが続くと予想されるため需要もあり将来性が高いです。

新しい言語のため、ほかに比べて習得しているエンジニアも少なく、競合の少なさはメリットといえるでしょう。ただし、Androidやほかのプログラミングには活用できないため汎用性は低いです。

フリーランスエンジニアが習得しておきたいプログラミング言語

フリーランスエンジニアが安定した収入を得るには、一定数の仕事を受注し続けなければなりません。そのためには、求人数の多いプログラミング言語を身につけておく必要があります。

豊富な求人数のある言語としては、Java、PHP、JavaScriptが代表的です。どれも汎用性が高く、さまざまな業界や分野で使用されている言語で、フリーランスエンジニアからも人気があります。

現状としては、これらを身につけておけば安定して仕事を得られるため、収入面の心配もないでしょう。ただし、将来的な需要を考えると、次項に紹介するプログラミング言語も学んでおくことをおすすめします。

フリーランスエンジニアがこれから学んでおきたいプログラミング言語

現在は求人数の多いプログラミング言語も将来的に同じ状況が続くとは限りません。そのため、需要が高く将来性のある言語を学んでおくことも大切です。

例えば、GoやSwiftは新しい言語でニーズもありますが、習得しているエンジニア数は少ないです。競合が増える前に参入して実績を積むことで、今後さらに需要が拡大したときにも仕事を受けやすくなります。

また、AIに使用できるPythonのように、将来的に需要が見込まれる分野の言語習得もおすすめです。

iOSに関連するSwiftに対して、Androidの公式開発環境に認定されたKotlinも注目されるようになりました。

将来性のある言語を見極めて、自身に適した言語の習得を目指しましょう。

まとめ

フリーランスエンジニアは、需要と希少性のバランスの取れた言語を習得しておくことで、安定的に案件を獲得でき収入を確保しやすくなります。

Java、PHP、JavaScriptなどは人気があるうえ求人数も豊富ですが、将来性を考えてSwiftやGoのような、新しい言語を学ぶことも大切です。