エンジニアのリモートワーク率は?メリット・デメリットを紹介

昨今は働き方が多様化しており、リモートワークを導入する企業は少なくありません。ただし、現場の技術職であるエンジニアは、職種によってリモートワークに向いているもの・不向きなものがあります。 どのくらいのエンジニアがリモートワークを選択して働いているのでしょうか。この記事では、エンジニアのリモートワーク率だけでなく、メリット・デメリットについて解説します。


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IT業界におけるリモートワーク率は何%?

内閣府の調査によると、情報通信業のリモートワーク実施率は73.9%です。これは全業種のなかでもトップであり、2番目の「電気・ガス・水道業(44.3%)」を大きく上回っています。また、全業種で30%となっており、IT業界のリモートワーク実施率は高いです。

デジタル化の進んでいる業種ほど、実施率が高い傾向にあります。ITエンジニアにおけるリモートワークの実施率を示した数字ではありませんが、多様な働き方が選択できる環境にあるといえます。

出典:内閣府「第6回 新型コロナウイルス感染症の影響下における生活意識・行動の変化に関する調査

リモートワークが多く導入されているエンジニアの職種

IT業界全体ではリモートワーク実施率は高くなっていますが、エンジニアの職種に限定すると、リモートワークには向き・不向きがあります。

ここでは、リモートワークが多く導入されているエンジニアの職種を紹介します。

開発系エンジニア

エンジニアの職種のなかでも、開発系のエンジニアは比較的リモートワークを実施しやすい職種です。リモートワークに向いている開発系エンジニアは以下が挙げられます。

・システムエンジニア
・プログラマー
・アプリケーションエンジニア
・フロントエンドエンジニア
・バックエンドエンジニア
・UI/UXエンジニア
・マークアップエンジニア
・Webエンジニア

上記の職種は、基本的に開発に必要なツールや環境が整っていれば、場所を問わずに作業できる場合がほとんどです。クライアントとのコミュニケーションが発生し、完全なリモートワークが難しい職種もありますが、リモートワークが可能な工程も少なくありません。

例えば、プログラマーはプログラミング言語を用いて仕様書通りのサイト・アプリの制作を行います。PCとネット環境があればどこでも作業できるため、リモートワーク向きです。

一方で、インフラ系のエンジニアやカスタマーエンジニアは、基本的に出社する必要があります。保守やトラブルシューティングを行う必要があり、リモートワークには不向きでしょう。

Webデザイナー

Webサイトのデザインを手掛けるWebデザイナーも、リモートワーク向きの職種です。コーディングとデザインの作業がメインであり、場所を問わずに働けます。

Webデザイナーは、PCやネット環境に加えて、PhotoshopやIllustratorなどのデザインソフトを活用します。

出社する必要がほとんどないため、在宅ワークで完結することも少なくありません。打ち合わせのために出社を求められることもありますが、メールやチャットツール、Web会議で解決できる場合もあります。

スマホやタブレットの普及により、Webサイトの制作はあらゆるビジネスにおいて必要不可欠です。どの端末でも快適に閲覧できるレスポンシブデザインに対応したWebサイトが求められます。

在宅ワークでもスキルの高いWebデザイナーならフリーランスなどでも重宝されるでしょう。

データサイエンティスト

データサイエンティストとは、ビッグデータなどさまざまなデータを集めて分析し、企業の課題解決・戦略・意思決定につなげる職種です。Webのみに留まらず、さまざまなデータを分析することで、取り組むべき問題や今後の傾向の予測を行います。

データサイエンスには、数学・統計学・機械学習・プログラミングなどの理論・スキルを用います。求められる専門性は高いものの、業務自体はリモートで対応することが可能です。膨大な情報量を扱うため、セキュリティ面には気をつけなければなりません。

フルリモートで求人を出している企業も多く、在宅で働きやすい職種のひとつです。

エンジニアがリモートワークをするメリット・デメリット

ここからは、エンジニアがリモートワークをするメリット・デメリットを解説します。

リモートワークのメリット

エンジニアがリモートワークをするメリットは以下が考えられます。

・時間に余裕が生まれる
・自分の好きな場所や環境で業務に取り組める
・人間関係のストレスが軽減される

リモートワークのメリットのひとつが、通勤時間を軽減できることです。これまで通勤にかけていた時間がなくなることで、時間に余裕が生まれるでしょう。

好きな環境で働けることも、リモートワークをするメリットです。自宅をはじめ、カフェやコワーキングスペースなど、働く環境の選択肢が広がります。自分に合った場所で業務に取り組むことで、生産性の向上やモチベーションの維持につながります。

他にも、職場の人間関係のストレスが軽減されるのも大きなメリットでしょう。オフィスで働くとどうしても発生する雑音も、ストレスに感じることがあります。リモートワークは、直接的な人とのかかわりが少なく、周りに気遣いをしなくて済みます。

リモートワークのデメリット

エンジニアがリモートワークで注意すべきデメリットは以下のとおりです。

・コミュニケーションでの齟齬が生じやすい
・自己管理が苦手な人には向いていない
・スキルがないと案件を獲得できない

他者とのコミュニケーションは、リモートワークの大きな課題のひとつです。ちょっとした会話でも電話・チャット・Web会議などワンステップを踏まなければなりません。意識的に報告・相談を行うなど、オフィスワークよりもコミュニケーションを多めに取りましょう。

リモートワークの課題でありがちなのが、自己管理の難しさです。仕事とプライベートの空間が同じになるため、仕事に身が入らずに怠けてしまうこともあるでしょう。オン・オフのメリハリをつけるだけでなく、仕事する環境を整えることから始めることが大切です。

エンジニアのフルリモートの案件は、基本的に高いスキルが求められます。案件を獲得するためにも、必要なプログラミング言語やプロジェクト管理能力などのスキルを習得しましょう。

エンジニアがリモートワークを始めるならフリーランスも視野に入れよう

リモートワーク実施率が高いIT業界でも、企業によっては導入していないこともあります。現在働いている会社でリモートワークができなくて悩んでいる方も少なくないでしょう。その場合、リモートワークを導入している会社に転職する方法が一般的です。

また、ある程度の経験を積んでいるのであれば、フリーランスになる方法もあります。正社員より年収が高い傾向にあり、平均年収1,000万円以上を目指せるかもしれません。

フリーランスエンジニアで年収アップする方法は、以下の記事で解説しています。

フリーランスエンジニアの平均年収と年収アップの6つのポイント

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まとめ

IT業界ではリモートワーク実施率が高く、多様な働き方が選択できます。リモートワークによってストレスの軽減や生産性の向上など、さまざまなメリットが期待できます。

しかし、エンジニアの職種によって向き・不向きがあるため、事前に確認が必要です。また、企業によってはリモートワークを導入していないところもあるでしょう。転職という選択肢もありますが、独立することで年収がアップする可能性が高まります。

フリーランスエンジニアを検討している方は、セルプロフリーランスをご活用ください。