フリーランスSEの年収はいくら?高収入を得る7つの方法

フリーランスは、高度なスキルや専門的な知識、経験があれば高収入を目指せる働き方です。自由に働けるイメージもあり、将来的に独立したいと考えているSEの方もいるのではないでしょうか。 しかし、「フリーランスで働くSEの年収は実際にどのくらいなのか」「今よりどのくらい年収が上がりそうか」など、気になる方も多いでしょう。 本記事では、フリーランスSEの年収相場についてご紹介します。また高収入を得るために必要なスキルやフリーランスへの準備についても解説しているため、独立を検討中の方はぜひ参考にしてみてください。


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フリーランスのSEの年収は?

フリーランス協会が公表している『フリーランス白書2023』によると、エンジニア・技術開発系のフリーランスの約8割が年収400万円以上です。また、一般的にフリーランスSEの年収は700万〜1,000万円、単価は30万〜100万円ほどが相場です。フリーランスのSEは他業種と比べると年収が比較的高めであることが分かります。

フリーランスSEの年収は、スキルや案件の難易度によって異なり、高度なスキルや上流工程の経験がある方ほど高収入を得やすくなります。しかし、フリーランスには案件選びや営業力なども年収に影響する点には注意が必要です。

高いスキルを持ったSEでも、低単価の案件ばかり受けていれば年収は上がりません。また営業力が低ければ、自身の市場価値に見合う報酬は得られないでしょう。

出典:「フリーランス白書2023」(フリーランス協会)

【会社員vsフリーランス】SEの年収比較

職業提供サイト『jobtag』によると、会社員として働くSEの平均年収は550.2万円です。一方、フリーランスSEの年収相場が700万~1,000万円であることから、年収の水準が高いのはフリーランスのSEといえます。中には、独立してから1,000万円以上の年収アップを果たした方もいます。

出典:「システムエンジニア(業務用システム) – 職業詳細」(job tag)

フリーランスのSEで高収入を得るために必要なスキル・知識

フリーランスのSEは高収入が期待できますが、高単価案件を受注したり、安定的に案件を獲得したりするには相応のスキルや知識が必要です。

独立を検討している場合は、以下にご紹介する知識・スキルが備わっているか確認してみてください。

1.上流工程に関するスキル・知識

システム・ソフトウェア開発において、上流工程に関わる案件ほど高度なスキル・知識が求められ、単価も高くなる傾向にあります。

例えば要件定義では、クライアントの課題を引き出すコミュニケーションスキルが欠かせません。加えて、クライアントが要求する内容に対して、実現可能なシステムをイメージして提案するスキルも求められます。そのほか、調整力やマネジメントスキル、高度なITスキルなども必要です。

なお、PL(プロジェクトリーダー)やPM(プロジェクトマネージャー)としての経験が1年以上あれば、上流工程のスキル・知識をアピールでき、高単価の案件を獲得できる確率が上がるでしょう。一連の開発工程を理解した上で、地道に経験を積みスキルアップしていく必要があります。

2.最新の技術やトレンドに関する知識

IT業界は常に進化しており、次々に新しいテクノロジーや手法が登場しています。ゆえに10年前は主流だった技術が、現在では使われなくなってしまうことも珍しくありません。ITのトレンドといえば、IoT、5G、クラウドサービスなどいくつか挙げられますが、そういった最先端のITスキルをもつ人材は不足しています。

最先端のソリューションを求めるクライアントは多くいますので、それを提供できるスキルは大きなアドバンテージといえるでしょう。最新の技術やトレンドを把握するには、常日頃から情報収集する癖をつける必要があります。

とはいえ、すべてのIT技術を網羅するのは難しいため、自分が興味のある分野、将来性の高い分野に目星をつけて、スキル・知識を磨いてみてください。

3.営業スキル

フリーランスは会社員と異なり、自ら積極的にクライアントに営業をかけて仕事を獲得していく必要があります。SEとしてのスキルや経験が充実していても、営業スキルが低ければ自分の価値や魅力が上手く相手に伝わらず、案件を獲得できません。

営業で案件を獲得するために、まずは自己分析をして自身の市場価値や強みを明確にすることが大切です。クライアントのニーズに合った知識・スキルをアピールすることで、案件の依頼を前向きに考えてもらえる可能性が高まります。

4.顧客折衝スキル

自身の市場価値に見合った報酬を得るためには、単価交渉のテクニックも覚えておくことをおすすめします。自分のスキルが向上したとき、資格を取得したとき、できる業務範囲が増えたときなどは、交渉するベストなタイミングといえます。

ただし、単価交渉を成功させるには顧客とうまく折衝するスキルが重要です。クライアントへの思いやりをもち、自身が提供できる付加価値を伝えながら単価交渉ができる方であれば、高収入が得やすいといえます。

一方、クライアントの立場を理解せず、こちら側の一方的な要求をしてしまうと、相手を不快にさせるだけでなく、契約を切られてしまう可能性もあります。顧客折衝スキルを身に付けるには「相手の立場や気持ちを理解する」ことが何よりも重要です。日々のコミュニケーションを振り返ってみて、顧客折衝に必要な共感力・交渉力などのスキルが備わっているか考えてみましょう。

また、単価交渉を成功させるには、クライアントと信頼関係を築いておくことも大切です。長くパートナーとして仕事をする上では、丁寧な報連相や迅速な対応が信頼につながります。

フリーランスのSEとして高収入を目指すための準備

フリーランスは収入が不安定になりやすい働き方です。安定的に受注するためにも、入念な準備をしてから独立しましょう。

ここでは、フリーランスのSEとして高収入を得るために必要な準備を3つご紹介します。

1.案件獲得を見込める人脈を形成する

『フリーランス白書2023』によると、直近1年間で仕事獲得につながった経路に、「人脈(知人の紹介含む)」が7割を超え、「過去・現在の取引先」が6割を超えています。また、人脈や過去・現在の取引先は最も収入が得られる仕事の獲得経路としても挙げられています。

そこで、独立前は人脈形成に力を入れましょう。新規で営業をせずとも仕事を獲得でき、安定した収入を得られると確信できた場合に、本格的な独立の準備を始めることをおすすめします。

フリーランスの人脈を形成するには、交流会やセミナーに参加する、SNSやビジネスマッチングアプリを利用する方法などが挙げられます。SEの勉強会に参加すれば人脈を形成できるだけでなく、スキルアップにもつながり一石二鳥です。

出典:「フリーランス白書2023」(フリーランス協会)

2.ポートフォリオを作り込む

自分の経験やスキルを提示する手段として、ポートフォリオは有効です。実際、案件応募の際にはポートフォリオの提出が求められる場合も多くあります。

ポートフォリオには明確なフォーマットがない分、どこまで作り込むかはその人次第です。手を抜いて作ったポートフォリオは、自分のスキルや経験が相手に伝わらないだけでなく、「丁寧に仕事をしない人」「こだわりがない人」と思われる可能性もあります。

ポートフォリオの作成には時間がかかりますが、一度作成したポートフォリオはほかの案件に応募する際にも使い回せるため、会社員のうちに少しずつ作成してみてください。

3.フリーランスエージェントを利用する

フリーランスになると営業や事務作業、経理作業など、SE以外の業務が多く発生します。独立したものの、「営業が難しくて案件が獲得できない」「事務作業が多くて本業に手が回らない」と悩まされる方も少なくありません。

そこで、フリーランスの活動をサポートしてくれるフリーランスエージェントを利用すると安心です。案件の受注や請求書発行、単価交渉などを代行してくれる企業もありますので、自分に合ったサービスがないか探してみてはいかがでしょうか。

フリーランスエージェント「セルプロフリーランス」では、高単価案件の紹介だけでなく、営業支援、税務代行などを行っております。収入補償制度(条件を満たした場合)もあり、安定的な収入の獲得をサポートいたします。

専属のコンサルタントが希望のポジションやプロジェクトなど、丁寧にヒアリングした上で最適なサポートを提供いたしますので、独立を考えている方や、詳しい内容が気になる方はぜひ一度お問い合わせください。

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まとめ

フリーランスSEの年収は700万〜1,000万円が相場で、会社員よりも高収入が期待できるのが魅力です。

独立を検討する場合は、安定的に案件が獲得できる水準の経験やスキルが備わっているか確かめてみてください。また、人脈形成も重要です。現在の職場や過去の取引先、知人などから案件を紹介してもらえると安心です。

案件獲得だけでなく、営業や経理に関する業務に自信がない方は、フリーランスエージェントの利用も検討することをおすすめします。