学生時代、ホテルマンを目指していたという早内さん。ホテル業界から内定をもらいながらも新卒でセルプロモートに入社。その後、一度離職したが、他社での活躍を経て再度入社するという経験をお持ちの早内さんに、再入社のきっかけや、セルプロモートの“人”の魅力を語ってもらいました。
海外で働くことに憧れた学生がセルプロモートへ入社したきっかけ
──大学では何を学ばれていましたか?
外国語学部の観光学科で、英語と観光業界について勉強していました。日本の観光業だけではなく、海外で働くことも視野に入れてきました。「海外で働きたいな」って、ずっと思っていて。
幼い頃から野球に打ち込んでおり、よくテレビでメジャーリーグの試合を観ていたのですが、そこから自然と海外に興味を持ち始めるようになったんです。さらに、身内にアメリカ出身の人がいて、その人の働く姿にとても憧れて、その人に英語を教わりながら、ずっと小さいときから「海外に行きたい」と思っていました。
国際的な仕事に就きたかったのですが、地元の徳島だとそういった道がないので、東京へ行って国際的な仕事に就きたいと思い上京しました。
──就活ではもともと、ホテルマンを志望されていたと聞いています。
そうなんです。英語などの言語を使って海外の人とコミュニケーションが取れるというのと、就職先によりますが、配属で海外に行けるチャンスがあるので選びました。大学時代は某有名テーマパークの提携ホテルや、日比谷にある東京を代表する高級ホテルでインターンやアルバイトも経験し、夏休みはほとんど働いていましたね。
就活では一流ホテルの関連会社から内定もいただいていたのですが、大学3年生のときにコロナが流行した影響で、観光業界やホテル業界の採用枠が大幅に縮小されてしまった関係で、その内定の話も取り消しになってしまって。
──そこからなぜセルプロモートへ入社されたのですか?
もともと海外で働きたいと思っていたのを諦めて、次に仕事で大事にしたいのは何だろうと考えたときに出てきたのが「人との関わり」だったんです。加えて、コロナ禍を経て、オンライン授業やオンライン会議などを支えているITという分野に可能性を感じました。どうせ入社するなら勢いのある会社が良かったので、求人情報に「成長中のベンチャーで、勢いのある会社です!」と紹介されていたセルプロモートの求人に目が留まりました。
その後、実際に説明会や選考に参加してもその印象は変わらず、「勢いはあるけど勢いだけじゃない」「意外としっかりしてるんだ」と感じました。
説明会で聞いた言葉では、企業理念の「ビジネスパーソンを憧れに」というのが印象に残っています。働いている自分は“周りから憧れられる自分”でいたいと思っているので、内定をいただいたときは「ここしかない!」と思い入社を決めました。
一度離職した後、再度セルプロモートへ戻ろうと思った理由とは
──セルプロモートを離れていた期間は、どんなことをされていましたか?
セルプロモートでは、クライアントに対して人材の提案ができるように、ビジネスパートナーとの繋がりを活かして人材の情報を集めていました。
その後、一度セルプロモートを離職してDX化を支援するSIerの会社で働いていましたが、そこでは既存顧客に向けてセミナーを開いて、大手企業と共同で開発したソリューションを販売したりしていました。
エンジニアの方と直接会話することが多かったので、過去あまり詳しくなかったインフラ周りやサーバー関連の苦手だった分野を、中身まで理解できるようになったのが楽しかったですし、その部分にやりがいを感じてもいましたね。IT業界の中身まで知れる。そういうところはすごく楽しかったです。
──そんな中、セルプロモートへ再入社に至った背景を教えてください
きっかけは、2025年の年明けに、元上司の麻生さんから「飲みいくか!」と連絡をいただいたことでした。もう1名、元上司の栗山さんも含め、3人で食事をご一緒することとなったんです。そのことを妻に話すと、「もしかしたら戻ってこいって言われるんじゃない?」と冗談混じりで言われましたが、僕自身は全然そんなことを想定していなくて。でも当日、実際にお話ししたら本当にその話で、すごい目力で「セルプロにもう一度戻ってきなよ」って言っていただいたのです。(笑)
SIerの会社での業務はとても楽しかったのですが、老舗企業ということもあり、従業員の平均年齢が高くて、年功序列的な雰囲気だったんです。上司からの指示は絶対で、その通りに動くことが求められる社風だったため、風通しが良く、意見が通りやすかったセルプロモートとは真逆だなと感じていました。そんなときに麻生さんに「戻ってきなよ」と誘っていただいて、本当に嬉しかったのですが、セルプロモートを辞めたときはご迷惑をおかけした自覚があって。もし戻るとなったら、みんなに合わせる顔がないと正直悩みました。
それでもおふたりが快く「戻ってきてくれ」と言ってくださって。その温かさに触れて、「もう一度ここで働きたい」と思いました。そのときに気付いたのが、働く上で業務内容が楽しいことも重要だけど、やっぱり一緒に働く「人」だなって。そう思いました。
後日、役員の谷内さんにも面談していただいたのですが、僕がいた頃と変わった点や現状の体制、そして、もし戻ってきてくれるならこういう風に活躍してほしいという期待についてもお話ししていただきました。
「仕事」というより「部活動」、その中で活躍できる人物像
──現在の仕事内容と、お仕事で大事にしていることを教えてください
当社のプロパーや協力会社のエンジニアをクライアントの案件に提案・アサインして、人員不足などの部分を手助けする案件支援をやっています。
仕事をするうえで大事にしていることは、社内向けと社外向けに二つあります。社内向けに関しては「とにかく部署を盛り上げる」「活気を与えていく」これはすごくすごく大事にしてます。社外に関しては、クライアントから何かを依頼してもらうときに、「セルプロモートさん」ではなく「早内さん」と名前で読んでもらえるように関係構築をしています。そのために僕も相手方を名前で呼ぶようにしているんです。
──早内さんが思う、セルプロモートの魅力とは?
「人」ですね。そして、人が良いからこそ、「仕事」というよりは「部活動」に近いと思っています。
前職では、上司や先輩からの指示に対して部下や後輩がただやるだけで、成果物を見せて、アドバイスをもらって、修正して…みたいなのが仕事だと思っていたんです。トップダウンのイメージというか。
でもセルプロモートは、もう「部活動」みたいなイメージで(笑)たとえば高校野球に例えると、1年ですごく上手い新人がいたら、先輩後輩関係なくグラウンドに立って、チームとしての勝利や甲子園を目指しますよね。それと同じで、セルプロモートも「上場に向けて頑張ります」となったときに、上下関係なく意見を出し合って、会社として成長していくみたいな雰囲気があります。一丸となって目標の達成を目指していく動きはとても感じますね。
これも、「人」が良いからこそだろうなという感じがあります。そこがセルプロのいいところだと思います。
──セルプロモートで活躍できる人の人物像は?
何かひとつでも「自分がこの分野なら負けない!」という強みを持っている方が合っていると思います。
代表の林さんが、「みんながあらゆる分野に強くなくていい」「いろんな強みを持ってる人たちが、その場所その場所で活躍できるのがいい」ということを以前話していたのですが、私はそこに共感しています。色々な強みをもった人たちの集合体なので、ひとつでも強みがあればセルプロモートで活躍できると思います。
自分自身は、今後の目標やキャリアビジョンを模索している途中ですが、今のところは「会社のためになることを全力でやる!」と掲げて、ひたすらやるのみです。(笑)とにかく甲子園を目指してひたすら練習するのと一緒で、上場を目指して自分なりにできることは全力で取り組んでいきたいのと、セルプロモートで働いている歴はある程度長くなってきたので、サポートできるところはしっかりサポートしていきたいと思っています。自分がどうこうというよりは、課長やリーダーのサポートがしたいと思うようになりました。
新卒で入ったとはいえ、一度離職して再度中途入社した身でもあるので、業務上はメリハリをつけて、初心を忘れずに取り組んでいきたいと思います。