セルプロモート(以下:セルプロ)には、案件や人材の情報を収集・蓄積し、クライアントのニーズに対して最適なエンジニアを紹介する、BtoBチームが存在します。同チームは、キャリア組の池田さんと新卒2年目の佐久間さんという2人のリーダーがタッグを組んでいます。今回は「最初にお会いしたときから、相性バッチリでした」という2人に、業務上意識されていることややりがいについて語ってもらいました。
「課長に立候補」が出発点。挑戦を応援する社風が追い風に。

──これまでのご経歴と、セルプロへの入社の経緯を教えてください。
池田さん(以下、池田):アパレルの専門学校卒業後、9年ほど紳士服の販売を経験し、副店長として店舗マネジメントにも携わっていました。ただ、「他の世界も見てみたい」と転職サイトに登録したところ、ベンチャー企業と製造業が新規事業として立ち上げた会社からスカウトメールが届いたのです。製造業をSaaS型MAツールで支援する、営業の仕事でした。そこで働いているとき、セルプロの営業や林社長とご縁ができたのです。その会社を辞めるタイミングくらいの頃にお誘いいただき、オフィスにもお邪魔しました。社内は笑顔と会話、活気に溢れており、さらに林社長のお人柄も相まって入社を決めました。
佐久間さん(以下、佐久間):小学生からスポーツに打ち込み、体育教師を目指して大学は体育学部に進学。しかし、教育実習を経験してみて少しイメージと異なる部分があり、一転してビジネスの世界に進もうと決意したのです。就職活動で大切にしていたのは、直感でした。これまで直感を信じて行動してきたことが、すべて良い結果を生み出してきたので、自分の選択には自信を持っています。
そして説明会や面接を受けている中で、琴線に触れたのがセルプロだったのです。面接を対応してくれた戸屋さんの印象や林社長のイメージが、「自分に合っているな」と感じました。また、林社長が最終面接でガラッと雰囲気を変え、フラットな会話をしてくださったことで、私も本音で話すことができて親近感や優しい雰囲気が伝わり、ここで働こうと決意しました。
──入社後、BtoBチームのリーダーになるまでの経緯や、選ばれたときの感想をお聞かせください。
池田:昨年の4月にBtoBチームに入り、メンバーとして営業活動をしていました。リーダーになった経緯は、課長が公募されたときに立候補したのがきっかけです。そこで「リーダーとして経験を積んでみては?」と、2名のメンバーのマネジメントを担う立場に就くことになりました。感想としては、意欲や過去のマネジメントスキルなどを評価していただいたと思うので、率直にうれしかったですね。
佐久間:私も池田さんと同じ流れで、リーダー職を拝命しました。新卒2年目でしたが「せっかくのチャンスなので、立候補しない理由が見つからない」という気持ちでしたね。これは、年齢や社歴に関係なく、挑戦を応援する社風の中で培われた精神性だと思います。
リーダーに選出されたとき、正直「課長に選ばれたかった」という悔しさもありました。しかし、新卒2年目で年上のメンバー1名を持ち、チームをまとめる立場を担うというポジションはなかなか体験できないことだと思います。若くしてそうした機会を得られたこと自体がうれしく、ワクワクしました。
それぞれの強みを活かし、チーム全体で成果を追求。

──BtoBチームのミッションや体制、業務内容について教えてください。
佐久間:ミッションは、クライアントに対してエンジニアを紹介する業務で、自社エンジニア・協力会社の双方を受け持つことが特徴です。体制としては自社エンジニア担当は3名、協力会社は5名で担当しています。円滑に業務を推進するためには、「協力会社にどのようなエンジニアがいるか」「当社にはどんな技術者が在籍しているか」といった情報の共有や把握が不可欠です。それぞれ助け合いながら業務を推進し、誰もが知るような大手企業に至るまで、各社・各案件に最適なエンジニアを紹介しています。
池田:クライアントや協力会社との関係構築が重要な仕事ですが、これまで培ってきた接客のノウハウが活きています。BtoBもBtoCも突き詰めると「人対人」です。ビジネスパーソンとしての礼儀を重視しつつ、相手のタイプに応じてプライベートや趣味の話をして関係値を深め、綿密な情報共有へとつなげています。ときには交流会や飲み会に誘っていただくこともありますよ。
──リーダーになり、普段どのようなことを意識されていますか?
池田:戦略や施策を立案し、現場に落とし込んで成果を追求するのがリーダーの役割だと考えています。そのために、ITに関する知識やノウハウが豊富なメンバーに対しても物怖じせず、積極的に意見や考え方を発信することを心がけています。
佐久間:池田さんがマネジメント経験を活かしてプロジェクトを強力に推進したり、クライアントとの巧みな折衝で利益を拡大したりするスタイルなので、私も自分の強みをどのように活かせるかを考えています。例えば、メンバーのときから数字に対するコミット力に評価をいただいていたので、周囲より成果を残し、プレイヤーとしての背中で語るマネジメントを意識しています。また、協力会社とは本音で接することで信頼を深めることに努め、案件が発生した際にはスムーズにエンジニアを紹介してもらえる関係性を構築しています。
社歴や年齢に関係なく、豊富な成長機会で実感するやりがい。
──リーダーとしてのやりがいについて教えてください。
池田:お互いが持つノウハウやスキルを尊重し合いながら、ワンチームで数字を追求し、計画通りに物事が進んで成功したときは、大きなやりがいを感じますね。例えば、BtoBチームの全員で、それぞれの担当企業とエンジニアの情報をシェアし合う、マッチングタイムという場を設けています。そこでニーズが見事に合致し、クライアントとエンジニアの双方に意義のある出会いにつなげられたときは、達成感を覚えますね。
佐久間:私の場合はリーダーとしてというよりも、個人的にたくさんの成長機会があることに、やりがいと喜びを感じています。例えば、上層部とのミーティングで、自分の考えを述べることなく終わってしまったとき、上長から指摘を受けたことがあります。そうして自分の足りない部分を知ることができますし、成長につながるようなアドバイスをもらえてキャリアアップを目指せる環境というのは、セルプロだからこそだと感じています。最近、身に付いたスキルとしてはメンバーたちの声を拾い上げ、リーダーとして上層部などに代弁できるようになったことです。
──最後に、今後の目標や野望をお聞かせください。
池田:楽しく仕事をしながら、しっかり数字もつくれるようなチームビルディングをするのが目標です。そのために、みんなでディスカッションを重ねて、磨き合いながら高みを目指したいですね。野望は「セルプロの名をもっと世の中に知らしめる」ことです。エンジニア支援を行う会社は数多くありますが、「ぜひセルプロにお願いしたい」と指名されるようになるのが理想です。そのために、さらに営業力を向上させてクライアントのニーズを的確に汲み取れるようチームの営業力を高め、会社の顔を担える存在になりたいと思っています。
佐久間:目標は、池田さんと同じですね。野望は新卒社員が入社したとき「セルプロモートに入れたって、すごいね」と周りから称賛される会社にすることです。当社に関わった社員全員が、卒業された方も含めてビジネスパーソンとして各所で活躍することでセルプロの名前が広まっていくと思います。そんな人材輩出組織のような立ち位置になれたら、うれしいです。