フリーランスのWebエンジニアになるには?年収や将来性を解説!

あらゆる業界がWebサービスを展開している現在、Webエンジニアの仕事はたくさんあります。そうした状況の中で、会社員として働くよりも独立したほうが稼げるのではないかと考えるエンジニアの方も多いのではないでしょうか。 今回は、フリーランスのWebエンジニアの年収や将来性について解説します。


この記事は約6分で読み終わります。

フリーランスのWebエンジニアとは

フリーランスのWebエンジニアの仕事内容や年収は、どのようになっているのでしょうか。ここではその一例を紹介します。

仕事内容

フリーランスのWebエンジニアの仕事内容は、コーディングやWebサイト開発、Webサービス開発など、ITインフラの企画や設計、保守や運用などです。基本的には会社員のWebエンジニアと大きく変わりません。

ただし、フリーランスになると、請求書の発行などの事務作業や帳簿作成などの経理の仕事も新たに加わります。会社では別の部署に任せられる業務も、フリーランスは自分自身で行う必要があります。

案件の種類

フリーランスのWebエンジニアが受ける案件の種類は、WordPressを使ったWebサイト構築や、バックエンド業務などが一般的です。ほかにも、企業サイトのコーディング、自社サービス開発、モバイルアプリ向けの解析ツール開発なども業務に含まれます。

フリーランスでは、Web開発に関する案件を広く受けているエンジニアが多くいます。

年収

フリーランスWebエンジニアの月額単価相場は、平均60~70万円ほどです。年収にすると700~800万円程度で、基本的に会社員よりもフリーランスの方が高収入を得ている傾向にあります。

フリーランスは、自分の実力や実績次第で案件単価を決められます。そのためスキルによってフリーランスの方が稼げる可能性が高いといえます。

フリーランスのWebエンジニアになるメリット

フリーランスのWebエンジニアになると、メリットがたくさんあります。ここでは主なメリットを3つ紹介します。

収入が上がりやすい

会社員は、月給が決まっているところが多く、容易に年収を上げることはできません。しかし、フリーランスなら実力次第で年収を上げることができます。

提供するサービスの価格や受注量も自分で決められるので、うまくいけば年収1,000万円以上も達成可能です。

自由な働き方ができる

場所や時間にとらわれることなく、好きな場所で働けるのはフリーランスの大きなメリットです。出社時間や退社時間が決まっていないため、働く時間は自由に決められ、体調が悪ければ休むこともできます。

プライベートも充実させたい場合は、週に2~3日程度稼働して、残りは休日にすることも可能です。朝が弱い人は昼まで寝て午後だけ働いたり、夜に働いたりすることもできます。

受注する仕事を自分で選べる

受注する仕事を自分で選べるのもフリーランスのメリットです。興味のある仕事や得意な案件だけを選んで受注できます。得意分野に特化できれば、効率良く案件を獲得することも可能です。

また、自分のステップアップにつながる仕事を、自分の裁量で受注することもできます。

Webエンジニアの需要はどれくらい?

システムエンジニアにはさまざまな種類がありますが、Webエンジニアにはどのくらい需要があるのでしょうか。

実は、日本のIT業界では、常にエンジニアが不足しています。ITやDX(デジタル・トランスフォーメーション)による生産性向上に取り組む企業が増えており、今後はますます不足すると考えられています。

あらゆる業種においてITを活用する時代になるため、規模による違いはあるものの、仕事がなくなるということは考えにくいです。エンジニアは引く手数多の状態なので、需要も大きく、フリーランスでも安定して案件を獲得できるでしょう。

未経験でもなれる?フリーランスのWebエンジニアになる方法

フリーランスのWebエンジニアは高収入を狙えることや、さらに将来性もあるとなれば、フリーランスとして働きたいと考える方も多いのではないでしょうか。ここでは、フリーランスのWebエンジニアになる方法を紹介します。

Webエンジニアとして働いて実績を積む

Webエンジニアには特別な資格がなくてもなれます。しかし、未経験だとスキル面や実績面で不利です。未経験のWebエンジニアへの発注はほとんどないため、まずは経験を積むことが大切です。

Webエンジニアとして独立したいのであれば、まずは企業のWebエンジニアとして働いて実績を積み、ポートフォリオを作ることから始めましょう。実務経験は最低でも1年必要です。

経験を積みながらスキルを磨き、資格なども積極的に取得すれば、独立後もアピールポイントになります。

また、未経験のWebエンジニアを採用してくれる企業は多くはありません。とはいえ、未経験者を積極的に受け入れている企業もあります。そのため、根気強く探したり独学でもスキルを身に付けたりといった努力を欠かさないようにしましょう。

営業力を身に付ける

会社員であれば営業部署の社員が仕事を取ってきてくれます。しかし、フリーランスになったら自分で案件を獲得する必要があります。営業の際にはポートフォリオなども必要なので、事前に準備しておきましょう。

また、自身のホームページやSNSなどで情報発信をすることも大切です。どんな仕事ができるのかを的確にアピールしましょう。さらに、仕事のことだけでなく、プライベートのことも差し支えない範囲で投稿すると、人柄が伝わるので依頼者側から見ても安心できます。

会社員時代に培った人脈を活用し、紹介を通して仕事を受けられるようになれば安定した受注につながります。会社員時代にお世話になった取引先などとの縁は切らないようにしましょう。

副業から始めて軌道に乗せる

独立後すぐは収入が安定しにくいため、まずは副業から始めるのがおすすめです。勤めている会社が副業OKかどうかを確認し、OKなら副業で仕事を請け負いましょう。副業で安定して案件を獲得できるようになってから独立すると、収入面でも安心です。

ただし、本業と副業を掛け持ちすると、本業の定時後や休日を副業に充てることになるため、休みが取れなくなってしまうおそれがあります。万全の状態で仕事に臨めるよう体調管理を徹底することが大切です。

また、副業で収入を得ると金額によっては確定申告が必要になります。申告しないと脱税になってしまいますので注意しましょう。

独立後のシミュレーションとしても、副業を経験しておくのはおすすめです。

フリーランスのエンジニアになるならエージェントを利用しよう!

フリーランスのWebエンジニアになると、事務作業や営業などさまざまな業務を自分でやる必要があります。そうすると、本来の業務に割く時間も限られてしまい、思ったよりも稼げない状態になりかねません。

そうならないためには、エージェントの活用をおすすめします。セルプロフリーランスでは、フリーランスのWebエンジニアをサポートするさまざまなサービスを用意しています。

たとえば、クライアントとの交渉を代わりに行うため、個人では獲得するのが難しい高額案件も受注可能です。ほかにも、高単価のリモート案件を受けることもできます。

事前に希望の案件や実績などの丁寧なカウンセリングを行い、ベストな案件を紹介します。また、最大1年の収入保証や税務サポートも充実しているので、安心して利用できます。ぜひ一度セルプロフリーランスにご相談ください。

まとめ

フリーランスのWebエンジニアは、頑張りや実力次第で高収入を狙える職業です。しかし、高収入を狙うには、自分のスキルや実績をアピールできるよう経験を積む必要があります。

Webエンジニアとして独立したあとは経理や営業など本来の業務以外の仕事を行う必要があります。独立が不安だという人は、フリーランスの仕事をサポートするエージェントに登録することをおすすめします。