iOSエンジニアがフリーランスになるには?仕事内容や稼ぐコツを紹介!

iOSエンジニアとして会社勤めで働く中で、フリーランスになりたいと考えたことがある方も多いのではないでしょうか。フリーランスの自由さに憧れはあるものの、収入や仕事面で不安を抱えている人も少なくありません。 そこで本記事では、iOSエンジニアフリーランスの仕事内容と稼ぐポイントを紹介します。


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iOSエンジニアの需要は?フリーランスとして働く余地はある?

フリーランスとして働くには、iOSエンジニアに対するニーズがなければ成り立ちません。iOSエンジニアはどの程度需要があるのでしょうか。

iOSエンジニアは、主にiPhoneなどApple社の端末に搭載されているiOSにて使用するアプリなどの開発を担うエンジニアです。日本におけるiPhoneのシェアは50%を超えており、多くの人が日常的にアプリを利用しています。

また、日本だけでなく、世界中にiPhoneやiPadユーザーは多くいます。iPhoneユーザーが多いことは、それだけ使われるアプリの数も多いということであるため、iOSエンジニアの需要は高いです。

iPhoneやiPadの新機種が発表され続ける限り、今後も安定した需要が続くと予想されます。そのため、フリーランスになっても仕事が途切れる可能性は低いでしょう。

iOSエンジニアがフリーランスとして働くメリット

iOSエンジニアフリーランスには、どのようなメリットがあるのでしょうか。ここでは主なふたつのメリットを紹介します。

年収アップを期待できる

iOSエンジニアは、需要に対して人材が不足している売り手市場となっています。iOSエンジニアに仕事を依頼したい企業や個人は多く、比較的案件を獲得しやすい職業です。

フリーランスなら、案件や仕事本数を自分の裁量で調節できるうえ、本人の能力次第で報酬額も大きくなります。さらに、報酬のすべてが個人に入るため、年収アップも期待できるといえます。

仕事の自由度が上がる

会社員時代と比べれば、フリーランスは仕事における自由度が格段に上がります。

仕事自体も、興味がある分野や経験を積みたい分野の案件を中心に選ぶことができ、自身の成長を図れるのです。また、得意分野に特化して仕事を受けることもできるので、効率良く稼ぎたい方にも向いています。

ほかにも、仕事の量が調整可能であることもメリットです。決まった時間に出社しなければならなかった会社員時代とは違い、起きる時間や仕事を始める時間、ランチの時間まですべて自分のペースに合わせて決めることができます。

人によって集中できる時間は異なるので、時間に縛られずに自由に働きたい人にとって大きなメリットといえます。

フリーランスのiOSエンジニアの報酬や年収は?

フリーランスのiOSエンジニアの月収は60~70万円程度です。年収だと平均約720~900万円ほどになり、会社員のエンジニアよりも高めになっています。また、スキルや経験年数によっては年収1,000万円も夢ではありません。

会社員時代に培ったスキルや経験、資格などを活かして、さらに努力し続けることで会社員時代よりも稼ぐことができます。頑張り次第では大いに年収を上げることが可能です。

フリーランスのiOSエンジニアの仕事内容

フリーランスのiOSエンジニアはどのような仕事をしているのでしょうか。ここでは仕事内容を紹介します。

1.アプリを開発する

iOSエンジニアの大きな仕事はアプリの開発です。iOS端末で動作するソフトウェアを開発する依頼が多く、要件定義、設計、コーディング、テスト、公開など、順を追って仕事を進めます。

それぞれほかのエンジニアとチームを組んで開発するケースも多くあります。もちろん、個人ですべて開発することも珍しくありません。チームを組む場合は、チームメンバーとコミュニケーションを取り連携を図ることが必要不可欠です。

2.ゲームを開発する

iOSエンジニアは、スマホゲームの開発も大きな仕事のひとつです。要件定義、設計、実装、テストなど、アプリ開発と同じように順を追って開発を進めています。ゲームの開発は大規模案件が多く、チーム内でタスクを割り振るのが一般的です。

3.技術顧問となる

自分でアプリやゲームを開発するだけでなく、経験豊富なiOSエンジニアがいない会社の技術顧問となる道もあります。

企業の技術顧問として、開発のサポートや知見の共有を行うのが主な仕事です。求められる内容は企業ごとに異なるので、自分のスキルと顧問先企業が求めていることが合致するかを精査する必要があります。

iOSエンジニアがフリーランスになるために必要なこと

iOSエンジニアは特別な資格が必要な職業ではありません。しかし、知識や実務経験が少ない状態では、ほとんどの案件に参加できないのが一般的です。チームで開発する場合は、チームメンバーの足を引っ張ってしまいかねません。

そのため、まずは正社員として働き、3年以上の実務経験を積むことが独立への第一歩です。エンジニアとしてのスキルを磨きつつ、独立したときの営業手法や、チームで開発を進める際に役立つコミュニケーション能力なども身に付ける必要があります。

会社員時代に開発したものはじめ、これまでの実績をポートフォリオにまとめて、独立時の営業に活用できるよう準備しておくことをおすすめします。

iOSエンジニアがフリーランスとして仕事を得る3つの方法

iOSエンジニアがフリーランスとして仕事を得るにはどうすれば良いのでしょうか。ここではiOSエンジニアが仕事を得る方法を紹介します。

1.自分で営業する

フリーランスになったら、自分で営業をしなければ仕事は入ってきません。これまでの人脈を活用したり飛び込み営業をかけたりと、自分のスキルを売り込んで案件を獲得する必要があります。

自身のSNSで情報を発信して、仕事につなげるのも営業手法のひとつです。SNSを通じて自身に興味を持ってもらうことから依頼につながることもあります。

また、一緒に開発するエンジニア仲間を見つけることもできるので、チームのメンバーとしてオファーを受けられる可能性もあります。

2.クラウドソーシングなどのプラットフォームを利用する

クラウドソーシングサイトに登録して仕事を受けるのもひとつの方法です。クラウドソーシングで、エンジニアを探している企業は多くあります。継続して案件を受注できる可能性もあるので、登録しておいて損はありません。

クラウドソーシングでは、プロフィールページを充実させると案件を受注しやすくなっています。プロフィールにこれまでの実績などを詳しくまとめておくと、条件に合ったクライアントから依頼が入る可能性が高いです。

3.フリーランス向けのエージェントに紹介してもらう

フリーランス向けのエージェントに登録するのもおすすめです。セルプロフリーランスでは大手クライアントや高単価の案件を紹介しています。事前に丁寧なヒアリングを行うため、希望の条件に合致した案件の紹介が可能です。

また、営業のサポートや税務のサポートなどの各種サポートも充実させているので、独立したての方も安心して業務に専念できます。

まとめ

iOSエンジニアは、iPhoneやiPadなどのアプリを開発する職業です。iPhoneユーザーは非常に多いため、当面は仕事がなくなるおそれも少ないといえます。フリーランスになると年収も上がるので、実務経験をそれなりに積んでいる方は独立を検討するのもおすすめです。

独立後は、開発業務以外にも営業や経理など慣れない業務もこなす必要があります。