目次
Pythonフリーランスの案件状況
まずは、Pythonのフリーランスエンジニアの案件状況についてご紹介します。
Pythonのフリーランス案件は少ない？
Pythonのフリーランス案件はJaveなどのメジャーなプログラミング言語と比べて少ないのが実情です。案件が少ない理由として以下が挙げられます。
・国内ではまだメジャーではない
・主な用途がデータ解析などのため、セキュリティ面でフリーランス向きではない
Javaと比べると、Pythonの案件数は3分の1程度しかありません。ただし、今後Pythonの案件数は増えていくと予想されています。
Pythonフリーランスの平均単価・年収
Pythonフリーランスエンジニアの平均単価は以下のとおりです。
・平均単価：76万円
・最高単価：170万円
案件数は少ないものの、他のプログラミング言語と比べて高単価です。案件内容によっては単価100万円を超えるものもあり、大きく稼げる可能性があります。
平均年収は900万円ほどですが、経験・スキル次第で年収2,000万円以上も達成できるでしょう。他のプログラミング言語と比べて専門性が高いため、実績をしっかりと積むことが大切です。
Pythonフリーランスの案件内容
Pythonのフリーランス案件でよく見られる業務内容は以下のとおりです。
・Webシステム、アプリケーション開発案件
・データ分析、解析案件
・AI、機械学習案件
・ゲーム開発案件
Pythonは開発できるものが多く、仕事内容は多岐にわたります。
Pythonフリーランスの将来性は？需要はある？
近年、Pythonは国内でも注目が集まっており、徐々に案件数も増えています。また先端技術であるAIや機械学習が得意領域であることからも、将来性が期待できるでしょう。ここではPythonの将来性や、フリーランスのPythonエンジニアの需要が期待できる3つの理由をご紹介します。
Pythonは国内外で活用されているプログラミング言語
Pythonは世界中で使われているプログラミング言語です。TOIBE Indexによる「プログラミング言語別の人気ランキング」では、Pythonが1位にランクインしています（2023年8月時点）。
同調査におけるPython単体の市場シェアは、2018年ごろから右肩上がりに伸びています。世界でも人気が高まっているPythonの将来性は高いといえるでしょう。
また最近では、国内での採用数も増えています。それにともないフリーランス案件数を含む求人数も増加傾向にあります。
Pythonは先端技術の開発に不可欠な言語
PythonはAI、機械学習、ロボット、IoT開発などの分野を得意とします。先端技術の開発には不可欠ですので、需要はこれからも高まっていくと予想されます。
また、5Gの普及により、AIを活用したIoTの活性化が予測されていることも理由のひとつです。
Pythonフリーランスが案件を獲得するために必要なスキル
フリーランスとして案件を獲得するためには、開発言語を習得するだけでは不十分です。ここでは、フリーランスとしてPythonエンジニアが案件を獲得するために必要な3つのスキルをご紹介します。
複数のフレームワークを使いこなすスキル
まずは、開発を効率化させるためのフレームワークを習得しましょう。
以下に、各領域で覚えておきたいフレームワークをご紹介します。それぞれ特徴が異なるため、開発規模や案件内容に応じて使いこなせるようになることが理想です。
◆Webアプリ開発
・Django
・Flask
・Tornado
◆データ解析、AI、機械学習等
・Tensor-Flow
・Pytorch
Python以外のプログラミング言語スキル
Pythonに加え、ほかのプログラミング言語を習得すると、より幅広い案件に対応することができます。特に、Webシステム関連で多く使用されるJavaやJavaScriptは必須でしょう。
開発現場でもニーズの高い言語を習得しておくことで、収入面でも安定できます。フリーランスのエンジニアとして生活していくためにも、複数の武器をもっておきましょう。
英語スキル
Pythonフリーランスとして活躍の場を広げるためには、英語力が重要です。Pythonを活用した先端技術は、国内よりも海外のほうが活発に行われています。また、Pythonの最新情報は英語の論文で公開されていることも多々あります。
将来的に海外に拠点を移すだけでなく、国内で仕事をするうえでも英語力は役立つスキルです。フリーランスエンジニアとして重宝されるためにも、英語の学習を進めていきましょう。
案件を獲得するならフリーランスエージェントに登録しよう
フリーランスのエンジニアは正社員と比べて高収入な傾向にあります。また、案件も選べるため、自分の望む技術のスキルアップを目指しやすいこともメリットです。
一方で、フリーランスに転向するなら以下のようなデメリットも考えておかなければなりません。
・営業や経理などの雑務が増える
・社会保険の手続きが面倒
・確定申告を自分で行う必要がある
独立や開業に際して、事務作業の進め方に苦労して挫折する人は少なくありません。前職や知人のつてがないと、案件獲得に苦労しやすいことも実情としてあります。
フリーランスの転向に少しでも不安がある方は、一度セルプロフリーランスへご相談ください。セルプロフリーランスは、フリーランスの活躍を全面サポートするエージェントです。案件紹介から営業支援、税務代行などフリーランスでの活躍を支援しています。
なお、紹介可能なPython案件の単価相場は75万円ほど、最高は130万円程度となっています。
Pythonフリーランスエンジニアとして活躍したい方は、ぜひ一度ご相談ください。
まとめ
Pythonは、AIやIoTなど先端技術の開発に欠かせないプログラミング言語です。他の言語と比べて単価も高く、将来性もあることから、フリーランスエンジニアとして活躍できる可能性は高いでしょう。
一方で、フリーランスエンジニアは通常の業務に加え、営業や経理などの雑務が増えます。また、Pythonに関する案件は求人数が増えていますが、経験が少ないとなかなか個人では案件を獲得するのが難しいでしょう。
Pythonを扱えるフリーランスエンジニアとして活躍するために、フリーランスエージェントの活用も検討してみてください。セルプロフリーランスは、万全なサポート体制で一人ひとりをバックアップします。
