エンジニアは管理職になりたくない?!専門職としてのキャリアプランは?

現在エンジニアとして働いているものの、「管理職にはなりたくない」「技術系の仕事は好きだけどマネジメントは…」などと考えている方も多いでしょう。とはいえ、管理職以外でどのようなキャリアプランを描けばよいか、迷っている方もいるかもしれません。 そこでこの記事では、管理職になりたくないエンジニアにおすすめのキャリアプランを解説します。「技術系の仕事を続けたい」「管理職にはなりたくないが年収は上げたい」という方はぜひご参考ください。


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エンジニアで管理職になりたくない方は意外と多い!

以前までは管理職は出世の道といわれていましたが、現在は「管理職になりたくない」という潮流が高まっています。

エンジニアで管理職になりたくないと思う方も多く、特に職人肌のエンジニアほど、今までの経験から離れて管理職になることに抵抗を感じます。

一般的に「35歳を過ぎたら管理職になるべき」といった風潮があるものの、専門職としてのキャリアを選んでも不利になるわけではありません。

近年は欧米の先進企業を中心に、管理職にならず、テクニカルリーダーシップを発揮する「スタッフエンジニア」も活躍しています。

スタッフエンジニアとは、日本でいうテックリードやアーキテクトも含まれるものの、経営陣や事業責任者への助言も行う重要なポジションです。

エンジニアで管理職になりたくないと思ったら考えるべき2つのこと

エンジニアの中には、実際に管理職の話を持ちかけられているものの、「管理職になりたくない」と思っている方もいるのではないでしょうか。

自分の直属の上司や先輩だけを見て「大変そう」「割りに合わなさそう」と判断してしまっている方は多いと思われます。しかし、理想のキャリアを踏まえると、実は管理職になったほうが良い方もいます。

管理職か専門職(エキスパート)か、どちらのキャリアを選ぶべきか迷っている方は、以下の2つを考えてみましょう。

「安定した給与を得たい」or「収入よりもやりたいことを優先したい」

管理職は、一般社員と比較するともらえる給与には差があります。

厚生労働省が令和3年に発表した調査によると、一般社員の賃金が約27万円なのに対し、部長職は約57万円と、大きな差があります。つまり、管理職は一般社員よりも高い収入を得られることになります。

また、管理職を経験しているエンジニアは、多くの企業からの需要が高く、今後転職して収入を上げたいと考えているのであれば有利に働きます。

一方で、収入よりもやりたい仕事を優先したい方は専門職(エキスパート)向きといえます。管理職になると、組織や人のマネジメントが主な業務となり、技術的な側面は二の次になります。

プレイヤーとしてさまざまなプロジェクトに挑戦したいエンジニアは、専門職として働くのが理想的です。

管理職か専門職かで迷った際は、給与とやりたいことを天秤にかけて判断すると良いでしょう。

出典:「令和3年度賃金構造基本統計調査 結果の概況」(厚生労働省)

「経営層へキャリアアップしたい」or「技術を極めたい」

将来的に「経営層へキャリアアップしたい」と考えている方は、管理職としての経験を積むと、より経営層に近い視点で仕事を行うことができます。

一方で、キャリアアップよりも技術を極めたいという方は専門職向きです。エンジニアとしての仕事に満足しており、技術的な成長やチャレンジにやりがいを感じる場合は、管理職になると技術的な業務から遠ざかる可能性が高いためです。

どちらに進むかは自分の好みもありますが、将来的なキャリアプランも見据えたうえで選択することが重要です。

エンジニアで管理職になりたくないと思ったときのキャリアプラン

ここでは、どうしても管理職になりたくないエンジニアに向けて、3つのキャリアパスを紹介します。

同じ職場で技術者(高度専門職)として働き続ける

管理職以外でキャリアを積むのであれば、現在の職場でエンジニアとして価値を発揮し続けることが重要です。

特にエンジニアとしての仕事にやりがいを感じている方は、技術のエキスパートとして専門性を高めていきましょう。

主に以下のことを意識しておけば、会社にとっていなくてはならない存在となり、重宝されることでしょう。

・専門的な技術を身につける
・若手に技術を伝承する
・技術者の責任者としてプロジェクトを主導的に進める

マネジメントを主体にせずとも、テクニカルリーダーシップを発揮し、昇給していく「スタッフエンジニア」も、キャリアパスのひとつとして考えられます。スタッフエンジニアは、組織横断的な問題を解決したり、問題が発生しないように技術的な提案をしたりすることで会社に貢献します。

スタッフエンジニアは単に指針を示すだけではなく、技術課題を解決するためにコードを書くこともあれば、必要に応じて研究あるいは検証作業も行います。

現状として、スタッフエンジニアを導入している企業は少なく、具体的な業務内容は会社によって多少異なります。しかし、スタッフエンジニアという働き方があることを知っていれば、会社にポジションを提案することも可能です。

技術者として働き続けたいのであれば、エンジニアとしてのスキルを磨き続けるようにしましょう。

ハイクラスの技術者を求めている企業へ転職する

ハイクラスの技術者を募集している会社へ転職すれば、エンジニアとして働き続けられます。IT業界は変化が激しく、日々新たなサービスが生まれているため、技術力のあるエンジニアを求めている企業が数多く存在しています。

専門的なスキルを持っていれば、好待遇で企業へ転職する可能性が高まり、年収を上げることもできるでしょう。

まずは、ほかの企業でも通用するスキルを整理して、求人情報で自身のスキルを求めている企業を探してみることから始めてみてください。

フリーランスエンジニアになる

現在働いている会社を辞め、フリーランスエンジニアになるという選択肢もあります。フリーランスとは、個人としてクライアントと契約を結び、業務を遂行する働き方です。

フリーランスエンジニアは、働き方次第で会社員より高年収を稼げる傾向にあります。そのうえ、自宅で働けたり、自分の好きな時間に稼働できたりするので、自由な働き方が実現できます。

また、業務内容も自分で選ぶことができるため、得意分野のみの仕事を引き受けることも可能です。今あるスキルをさらに極めることができるでしょう。スキルを伸ばしてさらに高年収を狙いたい方におすすめです。

フリーランスに向いている人の特徴を解説
エンジニアが独立するメリット・デメリットやベストなタイミングは?

まとめ

管理職を打診されたからといって、必ずしも管理職にならないといけない訳ではありません。特にエンジニアとして働くことに大きなやりがいを感じている方は、エンジニアのスキルを活かして働き続けることもできます。

また、転職や独立なども考えれば、管理職レベルに年収を上げることも可能です。とはいえ、転職や独立することに躊躇する方もいるでしょう。

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