フリーランスに向いている人の特徴7選!メリット・デメリットも解説

会社員として働く中で、フリーランスの働き方に憧れを抱き始めた方もいるのではないでしょうか。フリーランスなら自由な働き方が実現できるため、自分の裁量で仕事をコントロール可能です。とはいえ、そもそも自分にフリーランスが向いているのか、気になる方もいるでしょう。今回はフリーランスに向いている人の特徴を紹介します。


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フリーランスに向いている人の特徴

どのような人がフリーランスに向いているのでしょうか。ここでは、フリーランスに向いている人の性格や特徴について説明します。

スケジュール管理が得意な人

フリーランスになると、仕事のスケジュール管理はすべて自分で行う必要があります。確実に納期を守れるようにスケジュールを立てたり、生活リズムが崩れないように時間の使い方を考えたりしなくてはなりません。

そのため自分のキャパシティを考慮しつつ、しっかりスケジュール管理ができる方は、フリーランスに向いているといえます。

オン・オフの切り替えが得意な人

フリーランスはすべてを自分で決めて働くうえに、自宅で仕事をする場合も多いため、仕事とプライベートの時間の区切りが曖昧です。その結果、ついダラダラしてしまったり、反対にいつまでも仕事をしてしまったりしがちです。

納期に間に合わなかったり体調を崩してしまったりすると、仕事に多大な影響を及ぼしかねません。そのため、オン・オフをきっちり切り替えられる方のほうがフリーランスに向いているといえます。

自立心が強い人

フリーランスは、ひとりですべてに対処しなければならないため、誰かに依存せず自立することが重要です。自分で原因を追究し、何をしなければならないのかを考えられる自立心があれば、問題が起きたときも対処できます。

お金の管理が得意な人

フリーランスになって事業を拡大させるためには、金銭感覚やお金の管理が重要です。どんぶり勘定をしていては、適切なお金の使い方ができません。

経費や収入をまとめて着実に利益を増やすには、お金に関してきちんと細かい点まで把握することが大切です。確定申告などで決算書を作成することもありますので、1円単位まで合わせる正確さも必要となります。

コミュニケーション能力が高い人

フリーランスはあまり人と関わることなく、自由に仕事ができると考えている方もいるでしょう。しかし、実際には人脈作りや案件獲得、金額交渉など、人と関わる機会が多々あります。

普段の仕事でも取引先と認識のズレが生まれないよう、こまめに連絡を取り合う必要があるため、コミュニケーション能力が高い方のほうがスムーズに仕事ができるでしょう。

積極的に自己投資できる人

フリーランスになったらゴールではありません。フリーランスは自分自身を売り込むことになるので、常にスキルを高めていく努力が求められます。自分のスキルに対して現状維持を望むのではなく、スキル向上に努めるために自分への投資が必要となります。

資格取得や新しいスキルの取得など、常に新しい技術や知識に貪欲になり、自己研鑽と自己投資を続けられる方はフリーランスとしてさらに成長できるでしょう。

フリーランスに向いていない人の特徴

前項では、フリーランスに向いている人の特徴について紹介しました。反対に、フリーランスに向いていないのはどのような人なのでしょうか。ここではフリーランスに向いていない人の性格や特徴を説明します。

自己管理が苦手な人

休憩と仕事のメリハリをつけられないなど、自分自身を管理し、的確に運用していくのが苦手な方は、フリーランスとして活躍するのは難しいといえます。

自己管理が苦手な方は、仕事の効率が下がることも多くあります。特に自宅兼オフィスのフリーランスの場合、自宅にはスマホや動画、ゲームやテレビなどの誘惑が多くあります。そうした誘惑に負けやすい方は、自己管理もできず、効率も上がらないのです。

コミュニケーションが不得意な人

仕事を獲得するためには、多くの人と出会い、さまざまな交渉が必要になります。営業担当者を雇わない以上、自分で営業をしなければなりません。そのため、コミュニケーションが円滑にとれる方ほど仕事を獲得しやすいでしょう。

人付き合いや円滑な人間関係を構築するのが苦手な方は、フリーランスとして仕事をするのは難しいかもしれません。特にITエンジニアはチームを作って仕事をすることもあるため、コミュニケーション能力が低い方は、仕事がうまく進まない可能性もあるのです。

最後までやり通すことが苦手な人

社会人として責任感を持つことは非常に重要な要素です。特にフリーランスの場合はその比重がさらに大きいことから、途中で仕事を投げやりにしてしまう方は、フリーランスに向いていません。

どんなにつらくても、会社員時代のように自分に代わって仕事を受けてくれる上司や同僚はいないため、最後まで自力でやり通す責任感と忍耐力が必要です。

クライアントから「責任感がない」と判断されてしまった場合、信頼を得られず仕事を失ってしまうおそれがあります。最悪の場合、案件が途切れてしまうことにもなりかねません。

フリーランスのメリット・デメリットもおさらいしよう

フリーランスになるかどうかで悩んでいるなら、向き不向きだけでなく、フリーランスとして働くメリット・デメリットも押さえておくことが大切です。

ここでは、フリーランスのメリット・デメリットを簡単に紹介しますので、改めておさらいしておきましょう。より詳しく知りたい方は、下記の記事もご覧ください。

エンジニアが独立するメリット・デメリットやベストなタイミングは?

フリーランスとして働くメリット

フリーランスとして働くことには、下記のようなメリットがあります。

・得意なことに特化して仕事できる
・高収入を得られる可能性がある
・定年がないので好きな年齢まで働ける

また、リモートワークの場合は下記のようなメリットもあります。

・好きな場所で作業できる
・人間関係のトラブルが起きにくい
・時間の使い方を自由に決められる

フリーランスとして働くデメリット

さまざまなメリットがある一方で、フリーランスには下記のようなデメリットがあります。

・収入が安定しにくい
・確定申告など事務作業が大変
・傷病手当や休業補償など、もしものときの補償がない
・有給休暇や育児休暇などがない
・社会的な信用が下がる場合がある

またフリーランスを含む個人事業主が加入できる所得補償保険もありますが、雇用保険や労働保険などの社会保険に加入できない点はデメリットとなり得るかもしれません。

フリーランスとして活躍できる人には共通点がある!

フリーランスになると、会社員時代にあった手当や保証がなくなるため、安定的な収入が得られるように努力しなければなりません。ここでは、フリーランスとして安定的に活躍し続ける方法について紹介します。

フリーランスとして独立する前に人脈を広げている

独立前にやっておくべきこととして、人脈を広げておくことがあります。広い人脈を持っていることで、会社員時代の関わりの中で仕事を依頼されたり、人を紹介されたりと、ビジネスチャンスを増やすことが可能です。

会社員時代に培った人間関係や取引先については、良好な関係を維持できるように努めましょう。

一方で、仕事の相手先だけでなく、仕事に関して意見やアドバイスをもらえる同僚のような仲間を増やしていくことも大事です。同じような業種のフリーランスのほか、まったく違う職種のフリーランスでも良いため、悩みなどを話し合える関係を築いておきましょう。

また、会社員をやめるときは円満に退職することも大事です。前職と同じ業界で仕事をする場合、前職での人間関係が良くないと、独立後の評価に関わってくる可能性があります。

同じ業界で仕事をする以上、前職がライバルとなるため、うまく連携できるように良い関係を築いておくのが理想です。

フリーランスエージェントを活用している

活躍しているフリーランスには、エージェントを活用している人が多くいます。フリーランスエージェントとは営業や契約締結、請求書作成代行など、さまざまな業務をサポートしてくれるサービスです。

エージェントを活用すると、案件獲得や事務作業などに追われ、実際の作業にあてる時間が削られるのを防止できます。とくに営業スキルに自信がない人や経理の知識がない方は負担が大幅に軽減できるので、積極的に利用すると良いでしょう。

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最大1年間、月額60万円~の収入保証があるのもポイントです。独立に関して不安がある方もぜひ一度ご相談ください。

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向上心を忘れず継続的にスキルを磨いている

フリーランスとして活躍して収入を得るには、クライアントの要望にどれだけ多く応えられるかが重要になります。会社組織のしがらみにとらわれることなく自由な仕事ができるため、クライアントの要望にはなるべく応えるようにしましょう。

どんな要望にも応えられるように、常にスキルを磨き続けることが大切です。フリーランスとしての実績を増やすことで知見や経験が増えていくため、一つひとつの仕事を自分の成長の糧としながら、着実にスキルとして身に付けておきましょう。

仕事の効率化に取り組んでいる

独立してしばらくの間は、すべての業務をひとりでこなさなければならず、本業以外の事務作業などに時間を取られてしまうケースがあります。事務作業も事業の運営には必要なことなのでおろそかにはできません。

しかし、そうした雑務に時間を取られて、本業に集中できなくなる可能性もあります。特に経理に関する作業には慣れるまで時間がかかるので、本業に手が付けられない日もあるかもしれません。

もし、自分でなくてもできる業務がある場合は、業務効率化に役立つツールやアウトソーシングなどを利用すると良いでしょう。会計ソフトや見積書作成ソフト、請求書作成ソフトなど事務作業を効率化するソフトはたくさんあります。

また、アウトソーシングにもさまざまなスキルを持った人がいるので、任せられる部分は任せるのがおすすめです。

まとめ

フリーランスは、会社員など組織の一員とは違い自分で仕事や報酬を決めて取り組み収入を得られます。しかし、その分、経理や営業などの付随業務も一人でこなさなければならないため、適正なども必要です。

自分で積極的に営業をしたり、お金の管理をしたり、正確に処理できる方はフリーランスに向いています。

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