自分は向いている?フリーランスに向いている人の特徴を解説

会社員として勤めている人の中には、フリーランスの働き方に憧れを抱いている人もいるのではないでしょうか。フリーランスなら自由な働き方が実現できるため、自分の裁量で仕事をコントロール可能です。 とはいえ、そもそも自分にフリーランスが向いているのか、気になる人もいるでしょう。 今回はフリーランスに向いている人の特徴を紹介します。


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フリーランスに向いている人の特徴

どのような人がフリーランスに向いているのでしょうか。ここでは、フリーランスに向いている人の性格や特徴について説明します。

自己管理が得意な人

フリーランスになると、仕事のスケジュール管理はすべて自分で行う必要があります。会社員のようにオフィスに出勤することもなくなるため、働く時間と休憩時間の境目が曖昧になり、オンオフの切り替えが難しくなることもあるでしょう。

また、すべての仕事には納期が決められていることから、スケジュールを立てて適切に業務を進めていく力も欠かせません。そのため、働く時間とそうでない時間を自分で定めて、メリハリが付けられることが必要です。

能動的に考えて動きたい人

フリーランスは、自ら動かなければ仕事を獲得することができません。そのため、指示を待たずに、率先して能動的に動く人が適しています。

また、状況に応じて優先順位を考え、すぐに実行に移すことも必要となります。このフットワークの軽さも営業をするうえで大切です。フットワークを軽くし、自らの足で仕事を取ってくる人がフリーランスに向いています。

自立心が強い人

フリーランスは、ひとりですべてに対処しなければならないため、誰かに依存せず自立することが重要です。自分で原因を追究し、何をしなければならないのかを考えられる自立心があれば、問題が起きたときも対処できます。

お金の管理が得意な人

フリーランスになって事業を拡大させるためには、金銭感覚やお金の管理が重要です。どんぶり勘定をしていては、適切なお金の使い方ができません。

経費や収入をまとめて着実に利益を増やすには、お金に関してきちんと細かい点まで把握することが大切です。確定申告などで決算書を作成することもありますので、1円単位まで合わせる正確さも必要となります。

積極的に自己投資できる人

フリーランスになったらゴールというわけではありません。フリーランスは自分自身を売り込むことになるので、常にスキルを高めていくことが求められます。自分のスキルに対して現状維持を望むのではなく、スキル向上に努めるために自分への投資が必要となります。

資格取得や新しいスキルの取得など、常に新しい技術や知識に貪欲になり、自己投資を続けることができる人はフリーランスとしてさらに成長できるでしょう。

フリーランスに向いていない人の特徴

前項では、フリーランスに向いている人の特徴について紹介しました。反対に、フリーランスに向いていないのはどのような人なのでしょうか。ここではフリーランスに向いていない人の性格や特徴を説明します。

自己管理が苦手な人

休憩と仕事のメリハリをつけられないなど、自分自身を管理し、的確に運用していくのが苦手な人は、フリーランスとして活躍するのは難しいといえます。

自己管理が苦手な人は、仕事の効率が下がることも多いです。特に自宅兼オフィスのフリーランスの場合、自宅にはスマホや動画、ゲームやテレビなどの誘惑が多くあります。そうした誘惑に負けやすい人は、自己管理もできず、効率も上がらないのです。

人付き合いが苦手でコミュニケーションが不得意

仕事を獲得するためには、多くの人と出会い、さまざまな交渉が必要になります。営業担当者を雇わない以上、自分で営業をしなければなりません。そのため、コミュニケーションが円滑にとれる人ほど仕事を獲得しやすいです。

人付き合いや円滑な人間関係を構築するのが苦手な人は、フリーランスとして仕事をするのは難しいかもしれません。特にエンジニアはチームを作って仕事をすることもあるため、コミュニケーション能力が低い人は、仕事がうまく進まない可能性もあるのです。

最後までやり通すことが苦手な人

社会人として責任感を持つことは非常に重要な要素です。特にフリーランスの場合はその比重がさらに大きいことから、途中で仕事を投げやりにしてしまう人は、フリーランスに向いていない可能性があります。

どんなにつらくても、会社員時代のように自分に代わって仕事を受けてくれる上司や同僚はいないため、最後まで自力でやり通ることが必要です。

クライアントから「責任感がない」と判断されてしまった場合、信頼がなくなり仕事を失ってしまうおそれがあります。最悪の場合、案件が途切れてしまうことにもなりかねません。

フリーランスとして安定的に活躍し続ける方法

フリーランスになると、会社員時代にあった手当や保証がなくなるため、安定的な収入が得られるように努力しなければなりません。ここでは、フリーランスとして安定的に活躍し続ける方法について紹介します。

フリーランスとして独立する前に人脈を広げておく

独立前にやっておくべきこととして、人脈を広げておくことがあります。広い人脈を持っていることで、会社員時代の関わりの中で仕事を依頼されたり、人を紹介されたりと、ビジネスチャンスを増やすことが可能です。

会社員時代に培った人間関係や取引先については、良好な関係を維持できるように努めましょう。

一方で、仕事の相手先だけでなく、仕事に関して意見やアドバイスをもらえる同僚のような仲間を増やしていくことも大事です。同じような業種のフリーランスのほか、まったく違う職種のフリーランスでも良いため、悩みなどを話し合える関係を築いておきましょう。

また、会社員をやめるときは円満に退職することも大事です。前職と同じ業界で仕事をする場合、前職での人間関係が良くないと、独立後の評価に関わってくる可能性があります。

同じ業界で仕事をする以上、前職がライバルとなるため、うまく連携できるように良い関係を築いておくのが理想です。

向上心を忘れず継続的にスキルを磨く

フリーランスとして活躍して収入を得るには、クライアントの要望にどれだけ多く応えられるかが重要になります。会社組織のしがらみにとらわれることなく自由な仕事ができるため、クライアントの要望にはなるべく応えるようにしましょう。

どんな要望にも応えられるように、常にスキルを磨き続けることが大切です。フリーランスとしての実績を増やすことで知見や経験が増えていくため、一つひとつの仕事を自分の成長の糧としながら、着実にスキルとして身に付けておきましょう。

仕事の効率化を図る

独立してしばらくの間は、すべての業務をひとりでこなさなければならず、本業以外の事務作業などに時間を取られてしまうケースがあります。事務作業も事業の運営には必要なことなのでおろそかにすることはできません。

しかし、そうした雑務に時間を取られて、本業に集中できなくなる可能性もあります。特に経理に関する作業には時間がかかるので、本業に手が付けられない日もあるかもしれません。

もし、自分でなくてもできる業務がある場合は、業務効率化に役立つツールやアウトソーシングなどを利用すると良いでしょう。会計ソフトや見積書作成ソフト、請求書作成ソフトなど事務作業を効率化するソフトはたくさんあります。

また、アウトソーシングにもさまざまなスキルを持った人がいるので、任せられる部分は任せるのがおすすめです。

まとめ

フリーランスは、会社員と違って自分で仕事や報酬を決めて取り組むことができます。しかし、その分、経理や営業など業務とは違うことでも一人でこなさなければならないため、適正なども必要です。

自分で積極的に営業をしたり、お金の管理をしたり、正確に処理できる人はフリーランスに向いています。

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