異色のキャリアを持つエンジニアが語る、正社員とフリーランスの本音。

商業高校からビジネス系の専門学校に進学し、MOSや秘書検定など複数の資格を取得。その後、高校生からのアルバイト先での社員経験やホテル勤務などを経て、「将来性がある仕事で、手に職を付けたい」と、23歳でIT業界に飛び込んだ歌川さん。「テスターからすぐにPMO」「正社員→フリーランス→正社員」という、異色の経歴を“コミュニケーション能力”を武器に切り拓き続ける歌川さんに、インタビューしました。

未経験でIT業界に飛び込み、1年後にフリーランスへ。

──波瀾万丈なITエンジニアのキャリアを歩まれていますが、フリーランスになるまでの経歴を教えてください。

最初は中途採用でSESの会社に正社員として入社して、1年間はテスター7割、残りをテスト設計書や項目書作成の補助などをリーダーのもとで行っていました。そこで通信業の案件で働いているときに、フリーランスで活躍している1つ上のエンジニアとの出会いがあります。

一緒にプライベートで飲みに行くなど、仲良くしてもらっているうちに、待遇や収入などに魅力を感じるようになりました。その方も「1年ほどのキャリアでフリーランスになった」と聞き、「興味があるならエージェントを紹介するよ」と奨めてくれたので、フリーランスに舵を切りました。

──フリーランスになってからの業務と大変だったこと、乗り越えた方法をお聞かせください。

フリーランスになって最初の案件は大手小売企業で、大規模なプロジェクトに参画し、職種としてはPMOのメンバーをしていました。具体的には、各セクションや複数のベンダーの取りまとめ、要件・仕様の確認といった事務局的な動きになります。全国に何万件という店舗を持ち、子会社も多いクライアントだったためリリース時期の調整業務なども重要でした。また、並行して同じクライアントの他部署の案件として、モバイル端末に関するPMOも担当。リリースまで立ち会い、その後の保守にも対応していました。

大変だったのは、開発経験がほとんどない状態でPMOを担ったため、基本設計書や要件書にズラッと並んでいるコードの意味がわからない状態からのスタートだったことです。乗り越えた方法は、とにかくベンダーなどのエンジニアさんに聞いて教えてもらっていました。すると関係性を構築することにつながり「何かわからないことがあれば、違う案件のことでもいいから相談においで」と、助けてもらっていました。

──フリーランスのメリットはどんなところに感じていましたか?

フリーランスになった最大の理由は、正直なところ収入が大きくあがる報酬体系でした。ただ、実際になってみると税金などの知識がなかったので、フリーランスになった1年目は結果手取りでみたときにそこまでの変化がないことが判明しました。特にフリーランスになってすぐの場合、「どこまでが経費とみなされるのか?」がわからず、税金が高くなりがちです。むしろ、煩雑な確定申告も含めて事務業務が増大するなど、デメリットがあることも感じていました。

将来を見据えた結果、キャリアを伸ばすために「正社員」を選択。

──フリーランスとして活躍された後、正社員になることを決意された理由を教えてください。

エンジニアとしてのキャリアを見据えたときフリーランスは「スキルや経験があるかどうか?」で判断されます。私の場合は手を動かして開発した経験がないため、どうしても即戦力と見なされずに落とされるケースが増えてきたのです。そこで実は、「最初のPMOが奇跡だった」ということに気付かされました。色々と思考を凝らした末、「このままフリーランスで20代を過ごせばスキルアップにつながらない。正社員になって、足りないところを実務で経験しながら成長したい」と決意を固めました。

将来的には「上流工程で活躍したい」という気持ちも強いので、より貪欲に成長できる環境に身を置きたいと考えるようになったのです。あとは、書類作業の負担ですね。特にインボイス制度のスタートは最後の一押しになりました。

──「セルプロモートで正社員になろう」と思われたのは、なぜでしょうか?

大手小売企業の案件にフリーランスで参画しているころ、「ほかのプロジェクトでも働きたい」と思うようになり、いくつかのエージェントに登録。そんななか、ちょうど良いタイミングでセルプロモートのフリーランスを担当している営業さんから連絡をいただき、2023年に案件を受注しました。業務としては全国旅行支援のプロジェクトで、PMをサポートする役割でした。

そのときの営業さんが親身になって、「職場の雰囲気はどうですか?困ったことなどがあったら、すぐに言ってきてくださいね」と積極的にサポートしてくれました。実際、相談すると即行動に移してくれて、「フリーランスにここまで気を配ってくれる会社なら、正社員になったら、さらに心強い応援をしてくれるのだろうな」と心に刻まれたのです。

また、客観的な視点でセルプロモートを調べると、eスポーツ事業にも進出するなど「面白そうな会社」ということがわかりました。営業さんからも「うちの会社は、社長とご飯にいく催しがあって、ざっくばらんに“こんなのやりませんか?”と提案できるような社風だよ」「みんなで組織を作っていく文化」というワクワクするような話を聞いていたので、最後は私の方から「正社員にして欲しい」とお願いしました。すると、トントン拍子で正社員にしてもらって、安定した環境で楽しく働いています。

社員同士の交流が盛んな会社。自由を貫くフリーランス。

──印象に残っている、セルプロモートの担当者とのエピソードを教えてください。

あるプロジェクトで、とにかく案件が続々と入ってくることになり、気がつくと4~6つほどを並行して推進している状態でキャパオーバーを起こしそうになり「さすがに、これ以上は厳しいです」とSOSを出したことがあります。すると「あの案件と、この案件は外れてもらって大丈夫なように手配しました」とすぐに連絡をくれて、助けてくれたのです。

また、ちょっとした人間関係について相談したところ、クライアントの方に波風が立たないようにコソッと話を聞いてくれて、「こんなタイプの方で、こうした対応をするとうまくいくと思います」とアドバイスをくれました。その通りにすると、実際に良好な人間関係が育まれたのです。先を見通しながらサポートしつつ、なによりもエンジニアに配慮してくれていると思いますね。

──フリーランスと正社員で、どのような変化を感じますか?

入社したときに、みんなで集まって歓迎会を催してもらったのですが、フリーランスのときは社員さんとの交流の機会はほとんどなかったので、新鮮に感じました。私はチームワークを大切にしながら働くのが好きなので、こうした集いもうれしく思います。心構えの違いとしては、フリーランスのときは「自分がどうしたいか、どうなりたいか」という思考回路でしたが、正社員になってからは自らがスキルアップすることはもちろんのこと、「会社の売上に、どうすれば貢献できるだろう」と思うようになりましたね。当社にもっと案件が来るように、私自身が現場で活躍することも大切ですし、以前フリーランスで働いていたときにお世話になった企業にも、当社の良さを届けられたら良いなと思っています。

──これからのキャリアプランや、目標について教えてください。

最近考えるようになったのが、「ITコンサルタントの道に進んでみたい!」という想いです。何度かITコンサルタントの方とお仕事をする機会があったのですが、外部からきているにもかかわらず、現場の想定の何歩先も見据えた発言をされており、見えていなかった課題を浮き彫りにするような手腕の凄みに驚かされました。

さらに、人柄的にも尊敬できる方ばかりなので、チャレンジしたいと思うようになりましたね。そのために、プログラミングについて勉強して基礎を身に付けたり、ITコンサルに関する書籍をとにかく読み込むなどしたりすることで、イチから吸収しています。今後、セルプロモートのITコンサルタントと話す機会があれば、その会話から将来に向けた意見をいただき、それを基にして私自身のロードマップを作成したいと考えています。


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