エンジニアの内なる想いを引き出し、願いを叶える行動を!

「人見知りしないのが武器なんです」と、笑顔で語る近江さん。2023年に新卒で入社後、タレント&ブランディングマネージメント部(タレマネ)として「中途採用の面接」や「1on1などを通じたエンジニアのサポート」を中心に活躍中です。就活中は業界を絞らず多岐にわたる会社の説明会に臨む中で、“人事部として採用”を行なっていたセルプロモートに出会い、「新設部署で制度づくりに参画できる」「コミュニケーション能力を活かし、サポートする仕事」「スピード感を持って成長できる環境」などに魅力を感じ、入社を決めました。

今回は入社1年目にして社内月間MVPを受賞した努力家の一面もある近江さんに、エンジニアに対する想いなどを語ってもらいました。

場を和ませて本音を引き出し、叶えるように努めます。

──エンジニアとの1on1ではどのようなお話が多く、また、どのように対応されていますか?

1on1は普段接することが少ないエンジニアと、本社メンバーが交流する役割として始まった経緯もあって、最初のころは会社の方針や制度など、当社に関する質問を受けることが多かったんです。そこからちょうど私も業務に慣れてきたくらいのタイミングで、キャリアの相談や現場での課題などをお話しすることが増えてきました。

たとえば「配属先を変えて欲しい」といった要望などですね。そんなとき、入社したてだと「じゃあ、違うところで活躍を!」となっていたのですが、徐々に「将来的なキャリア形成などを見据えると、それが果たしてエンジニアのためになるんだろうか?」と思うようになったんです。そこで、とにかく深掘りしてじっくり本音を聞くスタイルにしました。

──スタイルを変えたことで、エンジニアの方からどのような反響がありましたか。

話していくなかで、「配属先を変えなかった方」と「変えた方」の2人のエンジニアの方がいました。前者の方は、待遇面でのところで悩まれていたので、営業に連絡してクライアントと交渉してもらうことで、結果としてポジションと給料のアップを叶えることができました。

「配属先を変えた方」は、「目指すべきキャリアを考えると、ここでは能力を磨けない!」という強い気持ちをお持ちで、当社の役職者に直談判するなど、とてもアグレッシブなタイプな方でした。そこで理想に沿った案件への変更の橋渡しを行なったところ、スキルアップにつながる結果になったんです。

──工夫しているポイントはなんですか?

単純に「エンジニアからこんな声が上がっています!」と営業に伝えるだけだと、「それって、ただのわがままじゃないの?」となってしまう可能性もでてきてしまいます。だから、たとえば変更を希望しているエンジニアであれば、「上流工程で入ったのに、次のプロジェクトで実装フェーズなどを任されそう。そうなると成長につながらないから、ほかに行きたい!」といった、“本音”を引き出すことに力を入れています。

詳細にヒアリングした内容を的確に営業に伝えることで、クライアントと交渉してもらったり、必要であれば配属先の異動をお願いするようにしていますね。営業もエンジニアのことを第一に考えて、その気持ちを汲み取った行動をしてくれるので、安心して託すことができる環境です。あと、工夫しているポイントとしては「ぶっちゃけトークで場を和ます」というのが得意です(笑)。

話しやすい場をつくると、フランクにお話をする関係ができるので、本音を教えてくれるようになるんです。エンジニアもとても優しくて、もし仮に不満がある場合でも「難しいのはわかるんだけど、なんとかならない?(笑)」という柔らかい伝え方をしてくれます。おかげで、1on1はいつも和やかな雰囲気で進みますよ。

書類だけにとらわれない面接で、深掘りします!

──エンジニアの中途採用の面接で、意識されていることなどを教えてください。

SESの会社は数が多いので、当社以外で内定がでている方も多くいらっしゃいます。そんな中で「一次面接のときの印象が良かった」という理由で他社に行かれたエンジニアがいらっしゃったことを、最近知って「会社の窓口になっている重要さ」を実感したことがあったんです。

そこで、「こんな人事がいるところで働きたいな」と、強いイメージを持ってもらえるような面接をすることを意識するようになりましたね。1時間の面接で、お互いに本音を言い合えるような関係性に高めていくことを心がけています。

キャリアやスキルの確認に終始するのではなく、何かその方のこだわりや特徴などが垣間見えたら、そこを深掘りして「その人の芯の部分にせまっていく」ような面接をしています。そのために、面接では必ず「笑ってもらうシーン」を作るように頑張っています(笑)。「業界あるある」を話すと、場の緊張が一気にほぐれますね。他にも趣味など仕事とは違う話をすることで、アイスブレイクをすることもありますよ。

──場をほぐしたあと、どんなエピソードがでてくるのでしょうか?

本当にざっくばらんに、心のうちを話してくれるようになりますね。たとえば、「ずっとある業界のシステムの上流工程にたずさわってきたけれど、業界を絞りすぎることに不安がある。でもせっかく詳しくなったから、その知識を活かした方がいいのかなあ」といった悩みなどを打ち明けてくれる方もいました。

「キャリアシートではインフラもされていたようですが、クラウドにもご興味がありますか?」と質問をすると、「実は自主的にAWSの勉強をしています」という、書類には出ていなかったエピソードを引き出せたことも。そうした背景を知ることで、キャリアや志向に応じたプロジェクトで働けるように、的確なサポートができると思いますね。

あとは、「何が嫌で辞めたのか」などネガティブなところもヒアリングするように心がけており、それを営業に共有することでミスマッチを防いでいます。

──面接で、「面白い」と感じるところを教えてください。

多種多様な経歴や考え方をお持ちのエンジニアから、最新の技術などを教えてもらったり、「生成AIがもっと進化したら、実装やコーディングの業務はなくなるかも知れませんね」「だから、人間にしかできない、企画や要件定義の経験を今後はもっと積みたいんです」といった、技術者視点ならではの業界の予想を聞けたりするのは、この仕事ならではの面白いところだと思います。

また、中にはITコンサルやPMとして要件定義のような上流工程にたずさわったベテランの方もいるので、そんな方々の人生経験を聞けることも、この仕事に魅力を感じるところですね!

土台を作ったこの1年。今後はもっとサポートへ!

──タレマネをしていて、「うれしい」と感じるのはどんなときですか?

社内で交渉をしたり、「スキルアップできる環境か、待遇か」を選んでもらったりするような、エンジニアの希望を叶えるためのプロセスを経て、「サポートしてくれて良かったです!」という喜びの声をもらったときが、一番うれしい瞬間です。

また、「着実にエンジニアとして経験を積み、上流工程にステップアップしたい」といったエンジニアのキャリアプランを一緒に思い描きながら、支援するのは楽しいです。あとは、1on1でエンジニアの成長が感じられると嬉しい気持ちになりますね。

忙しいと自分の成長を考える時間が少なくなってしまう方も多いのですが、些細な一つひとつの行動が、エンジニアにとって前に進んでいる証拠だと捉えて、日々お話しています。

──これからのビジョンを教えてください。

この1年間で、ようやく1on1や面接の土台ができ、エンジニアとも関係が築けてきたと思います。今後は、多方面で活躍できるようになりたいですね。たとえば、面接の際にエンジニアとは人材紹介会社を通じてお会いすることが多いのですが、これからはより求職者の方に当社の魅力を知ってもらえるような採用前の戦略にもたずさわっていきたいです。

また、今の1on1で行なっている成長の把握をもっと深掘りして、明確な目標設定と、それを日常に落とし込んで実現に導けるようなご支援などもしたいと考えています。エンジニア全員の希望が叶い、思い通りに活躍できることをサポートするためにこれからも頑張っていきたいです!

 

 

【2分動画】タレマネについてもっと知る!


Job List 募集要項一覧

キャリア実現に向けた未来への一歩をここから

募集要項一覧


Latest Posts 新着コラム

Tag 人気のタグ

Entry 募集要項一覧

Walk together.
キャリア実現に向けた未来への一歩をここから

応募フォーム