「課題解決」というエンジニアリングの本質を追求し、業界に本気で風穴を開ける。

北海道出身。東京工科大学を卒業後、17年にわたりエンジニアとして常に第一線で活躍し続けている笹森勇介さん。大手からベンチャー、現場からマネジメントに至るまで幅広いキャリアを積み重ねた後、セルプロモートに昨年入社されたそうです。今回はそんな笹森さんに、エンジニアの視点からセルプロモートの魅力や仕事のやりがいなどを語ってもらいました。

日本の“ゴルフの常識”を変えた、大規模案件のプロジェクトを統率。

──セルプロモートに入社されるまでのご経歴を教えてください。

大学ではソフトウェア開発とともにハードウェアに至るまで幅広く学びました。新卒であとらす二十一社に入り、社内SEや受託開発といった経験を積ませてもらいました。そのあとは楽天グループ社に転職し11年間、エンジニアリーダーとマネージャーを経験。そして、登山アウトドア向けのサービスを手掛けるYAMAP社に移り、2年ほど自身も手を動かして開発をしながらマネジメントも行なう、プレイングマネージャーをしていましたね。

──楽天グループ時代に手掛けてきたプロジェクトで、記憶に残っている案件を教えてください。

楽天グループのゴルフ予約サービス「楽天GORA」の開発は、特に記憶に残っていますね。ゴルフというスポーツは、朝早くスタートするときに全員揃わなければならないのですが、その前の受付でのチェックイン作業が煩雑でした。

GORAはその手間を省き、サインレスにしたことで多くのゴルファーたちから好評を得ることができたのです。先日もゴルフをしているエンジニアに、「あれのおかげで便利になりましたよ」と言われて喜びを感じました。

GORAで手掛けていたのはエンジニアリードの役割で、プロジェクト全体を見渡しながら必要な局面では判断を下すのがミッションになります。また、楽天グループでは共通プラットフォームと連携しながらプロダクト開発を行うのが特徴なので、スムーズに連携するために裏側も担当していました。

あとは、何か起こりそうなときの「火消し」も重要な仕事でしたね(笑)。その後に、英語でのマネジメントやフルリモートの経験なども積ませてもらいました。

──その後、YAMAPで活躍されていますね。

前職では既存システムを主に利用していましたが、YAMAPではNext.jsやヘッドレスCMSを採用するなど、モダンな技術を活用してゼロからのプロジェクトを立ち上げるといった新鮮な開発環境でした。

業務内容も、自分も手を動かしながらマネジメントも行なうプレイングマネージャーのポジションだったので面白かったですね。また、エッジが効いたビジネスモデルのベンチャー企業で働けたことも良い経験になりました。

日々の仕事が、理念の追求につながるというやりがい。

──セルプロモートに入社を決めた理由を教えてください。

楽天グループ時代の上司で慕っていた谷内さんに、「ユニークな会社があって、そこで働くことにしたよ」と声をかけてもらったのがきっかけですね。福岡まで飛んできてくれて、世間話や雑談をしていくうちに、自分が元々考えていた「日本で働くエンジニアになにか貢献したい」という思いが強くなりました。

後日、林社長もわざわざ福岡まで来訪してくださり、その理念に共感し人柄に魅力を感じて「ワクワクしたこと」と、「信頼する上司が選ぶ社長なのだから、間違いない」と思って入社を決意しました。

──技術者として「エンジニアリング」の真の姿を追求しておられると伺っています。

「エンジニアリング」というのは、単に何かを開発するだけではなく「技術を活用して課題を解決する」のが、本来の意味であり目的だと考えています。新しいテクノロジーは手段です。私も新しいことは大好きですし、出てきたらすぐにチャレンジしますが本質はあくまでも、“最速で最適な問題の解決”にあると捉えています。この部分を押さえれば、「営業とエンジニアの間の溝」を埋められるのではないでしょうか。

──現在、どのようなプロダクトを自社開発されているのでしょうか?

AIを駆使して、エンジニアと企業をつなぐプロダクトの開発に着手しています。人間が介在すると、たとえば「エンジニアはお金よりもキャリアアップできる案件が良い」と思っているのに、「こっちの方が利益につながる」と営業的に考えてアサインがなされるなど“人為的バイアス”がかかることもありますが、機械だとそうしたことはありません。

案件の調べ方も、キャリアシートを記入すればAIが読み込んでくれるので、「スキルシートにチェックを入れる」といった面倒なフェーズをスキップできる想定です。

──現在の業務の大変なところと、やりがいを感じるときを教えてください。

自社開発において手を動かすエンジニアが私だけで、さらに他部門の採用なども手掛けているので何足ものわらじを履いている状況が、大変なところではあります。とはいえ、もともと「エンジニアたちに貢献したいという理念」に共感して入社したので、楽しくやっていますよ。今開発しているプロダクトは、自分がこれまで培ってきたスキルやキャリアを存分に活かして、「理念を具現化していく仕事」なのでやりがいに溢れています。

また、ゼロからのスタートなのでいろいろとチャレンジできるのも面白いところですね。既存のやり方に縛られることなく、たとえば「OpenAIなどのAIを利用した開発」などにも挑むことができます。これから新しく入社し、自社プロダクトに参画してくださるエンジニアにも「こんな技術を使いたい」という希望があればどんどんと試していただく方針です。

「当事者意識を持つ」ことで、早期成長も信頼も得られる。

──セルプロモートのエンジニアとして向いている方を教えてください。

個人的には「当事者意識をもっているか?」が重要だと考えています。面接でよく言っていることなのですが、エンジニアとして優秀でなおかつ「一緒に働きたい」と思う方は、なにに対しても自分ごととして真摯に取り組んでいるという特徴があるように感じますね。

「任されているこの部分だけすれば良い。ほかのことは関係ない」というスタンスよりも、プロジェクト全体を見渡しながら「ここを改善するほうが良くなる」という意見をもっているエンジニアの成長スピードは早いですし、企業などからの信頼も厚いです。それはSESでも自社開発でも同じですね。

当事者意識は、先述した「技術で課題を解決するエンジニアリング」の本質にもつながっているので、世の中から必要とされる価値の高いエンジニアとして活躍し続けられると思います。


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