フリーランスエンジニアは在宅勤務も可能?働き方を解説

会社員としてエンジニアの仕事をしている方の中には、今より自由な働き方をしたいと考えている方もいるでしょう。フリーランスなら自由度が高そうですが、在宅勤務も可能なのか気になるところです。 今回は、在宅で働くフリーランスエンジニアについて解説いたします。


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フリーランスエンジニアの在宅勤務事情

フリーランスエンジニアになれば、在宅で働くことが可能です。では、在宅で働くフリーランスエンジニアの実情について見ていきましょう。

在宅で受けられる案件数が増加している

2020年代に入ってからは、リモートワークを導入する企業が増えてきました。その傾向はフリーランスエンジニア向けの案件でも見られ、在宅で受けられる案件数が増加傾向にあります。

また、エンジニアが不足している企業が多いのが実情です。そのため、他職種と比較すると、フリーランスエンジニア向けの案件数は豊富で安定しています。

在宅勤務でも年収に変化が生じにくい

在宅勤務を中心に受けるフリーランスエンジニアだと、年収が低いのではないかと不安になる人もいるでしょう。

フリーランスエンジニアの平均年収は600万〜1,000万円程度といわれています。1件あたりでみると、50万〜70万円程度の案件が多い傾向です。中には、100万円を超える案件もあります。

在宅勤務が理由で、年収が下がるわけではありません。むしろ、一般的なサラリーマンより高い年収が見込める可能性があるのです。

在宅勤務では求められるスキルが多岐にわたる

在宅勤務は、エンジニアとしての専門スキル以外にも幅広いスキルが求められます。

例えば、コミュニケーション能力です。在宅の場合には、テキストでのコミュニケーションが中心になるでしょう。目の前にいる人と直接話をする場合とは、勝手が異なります。

また、案件を自分で探す必要もあります。案件を見逃さないためには、キャッチアップ能力も大切です。

さらに、高単価案件では実務経験やマネジメント経験などが求められるケースもあります。

【フリーランスエンジニア】在宅勤務のメリット・デメリット

フリーランスエンジニアの在宅勤務におけるメリットとデメリットについて見ていきましょう。

在宅勤務のメリット

在宅勤務を行うメリットとしては、次のようなものが挙げられます。

常駐よりも勤務時間が自由

在宅のフリーランスエンジニアなら納期まで納品できれば、いつ仕事をしても問題ありません。休憩や休日なども自分で自由に決められます。業務にあたる場所も自分で決められるのが特徴です。

通勤のストレスがない

会社まで毎日通勤する必要がないため、通勤のストレスがないこともメリットです。満員電車に乗ることもなく、朝起きたらそのまま自宅で仕事ができます。また、通勤に時間を取られないため、有効に使える時間が増えるでしょう。

人間関係で悩むことが少ない

在宅勤務であれば上司や同僚と毎日顔を合わせることはありません。オンラインで打ち合わせなどをする機会はあっても、相手と深く関わることはないでしょう。そのため、人間関係における悩みを減らせるのがメリットです。

好きな案件を選んで高収入も目指せる

フリーランスは受ける案件を自分で決められます。会社員と違って、あまりやりたくない案件を任されることはありません。

自分の得意なジャンルなら高単価の案件も受けやすいでしょう。得意な案件に絞って高収入を目指すことも十分可能です。

在宅勤務のデメリット

在宅勤務するデメリットとしては、次のようなことが挙げられます。

質問する機会が減る

在宅勤務だと、分からないことがあったときに、質問できる相手はいません。どうしても分からなければ、チャットなどで案件の発注者に質問できますが、頻繁に質問するわけにはいかないでしょう。基本的には、自分で解決しなければならない点がデメリットになりかねません。

常駐より単価が低め

同程度のスキルが必要な案件を比べると、在宅の案件は常駐の案件よりも単価が低めに設定されていることが多いです。少しでも多く稼ぎたいと考えている人にとっては、やや不利かもしれません。

セルフマネジメントが難しい

在宅のフリーランスだと上司がいないため、ダラダラしていても、誰も注意してくれません。セルフマネジメントを徹底しながら仕事を進められない人には向かないでしょう。

セルフマネジメントができず、体調を崩して業務にあたれなくなると、その期間収入がゼロになることもあります。また、納期に間に合わないことによる信頼の損失も招きかねません。

確定申告の手間が増える

フリーランスとして働く人は、毎年確定申告をしなければなりません。店舗を構えている自営業者に比べると内容は簡単ですが、それでも手間がかかります。仕事で必要な支出をしたときには、領収書を保管しておくなど、煩雑な業務が増えることが多いです。

フリーランスエンジニアとして在宅勤務する方法

フリーランスエンジニアとして在宅勤務をするなら、次のような方法で案件を探してみましょう。

クラウドソーシングで在宅案件を見つける

クラウドソーシングを利用して、エンジニア向けの案件を探してみましょう。多くの案件が募集されているため、在宅でできるものも豊富にあります。比較的簡単な案件が中心で、独立したての人やエンジニアとしての経験が少ない人に向いているでしょう。

在宅案件も取り扱うエージェントに登録する

フリーランス向けのエージェントサービスを利用する方法もあります。クラウドソーシングと同様に案件数が豊富ですが、高単価の案件も多いのが特徴です。エンジニアとしてのスキルが高い人や経験豊富な人にとっては、自分の実力に見合う案件を探しやすいでしょう。

セルプロフリーランスなら、面談で丁寧にカウンセリングした要望に合った案件を紹介することが可能です。

フリーランスだと、仕事が途切れてしまわないか心配な方もいるかもしれません。その点、セルプロフリーランスなら収入補償制度もあるため安心です。

フリーランスエンジニアとして在宅で仕事をしたい方は、ぜひセルプロフリーランスにお問い合わせください。

まとめ

エンジニア向けの在宅案件は増えており、フリーランスになれば在宅で働くことも可能です。年収に関しても、常駐案件と比べて、それほど大きな差はありません。

ただし、在宅は自由度が高い反面、セルフマネジメントが難しく質問や相談などをしにくい環境にあります。確定申告などの手間も発生します。それでも、通勤のストレスがなく勤務時間も自由に決められるメリットは大きいです。

自由な働き方をしたいエンジニアの方は、フリーランスを視野に入れてみてはいかがでしょうか。