クラウドエンジニアのキャリアパスとは?選び方や実現までのステップ

クラウドエンジニアとして働く中で、今後のキャリアパスを考えることもあるでしょう。では、クラウドエンジニアのキャリアパスには、一体どのようなものがあるのでしょうか。今回はキャリアパスの選び方や実現方法について解説いたします。


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【クラウドエンジニア】キャリアパスの方向性は大きく3つ

パブリッククラウドの発展もあり、インフラをクラウドに移行する企業が増えています。クラウドエンジニアはクラウド設計や構築を担うエンジニアで、今後も一定の需要が見込まれることから、将来性のある仕事といえるでしょう。

クラウドエンジニアのキャリアパスは大きく分けて3つです。スペシャリスト系として専門性を高めるか、ジェネラリスト系として汎用性を高めるか、マネジメント系として上位職を目指すかになります。次項で、具体的なキャリアパスを見ていきましょう。

クラウドエンジニアの具体的なキャリアパス

クラウドエンジニアの5つのキャリアパスをご紹介します。

クラウドスペシャリスト

クラウドスペシャリストは、クラウドエンジニアとして専門性に特化していくキャリアパスです。上流工程の設計から下流工程である運用管理や保守まで、すべての工程に豊富な経験をもち、クラウド構造に深く精通したエンジニアとして第一線で仕事を続ける道になります。

エンジニアとして業務にあたりながら、現場でチームの育成や指導、クライアントのサポートなども担う仕事です。現場でクラウドエンジニアとして活躍し続けたい人に向いているでしょう。

フルスタックエンジニア

フルスタックエンジニアは、クラウドスペシャリストとは対照的に、エンジニアとしての汎用性に特化したエンジニアです。

クラウドエンジニアの知識やスキルを活かしつつも、インフラやネットワークなどに関する知識やスキルも身に付け、複数の分野にまたがって仕事をします。広範囲の知識やスキルが必要なため、総合的な判断を求められる案件において需要が高いエンジニアです。

プロジェクトマネージャー

プロジェクトマネージャーは、システム開発をはじめプロジェクト全体を管理するキャリアです。プロジェクト全体の予算やスケジュール、メンバーの選抜や役割分担などを決め、必要に応じてクライアントとのやり取りを行います。

プロジェクトにどれくらいの工数がかかるか、どのように全体をまとめていくかなどを検討する際に、クラウドエンジニアとしての現場での経験が活きてくるでしょう。

豊富な知識や現場での経験に加え、マネジメント能力や問題発見と予防に関するスキル、コミュニケーション能力などが求められます。

クラウドコンサルタント

クラウドコンサルタントは、クライアントが抱える悩みや課題を把握し、クラウド活用による課題解決や、オンプレミスからの移行などの戦略的提案を行います。

より実効性の高い提案をするには、クラウドに関する知識のほか、システム設計やクラウド製品、経営などに関する幅広い知識や経験が必要です。クラウドエンジニアとしての実務経験が活きるでしょう。

現場ではなく、クラウドを必要としている企業の課題解決に興味がある人や、クライアントと直接的に関わって働きたい人に向いた仕事です。

フリーランス

クラウドエンジニアは、スキル次第で独立も考えられる仕事です。会社組織に属して上位職を目指したり、専門に特化したりする方法以外にも、フリーランスのエンジニアとして独立する方法もあります。

フリーランスの特徴は、自分のペースで受注できたり、柔軟性の高い生活スタイルを手に入れやすかったりすることです。営業スキルをはじめとしたスキルや経験によるものの、高単価な案件も多く、会社員より稼げる可能性も十分にあります。

【クラウドエンジニア】キャリアパスの考え方

クラウドエンジニアには、複数のキャリアパスがあります。いくつかの選択肢から自分に合ったキャリアパスを検討するにはどうすれば良いか。ここではクラウドエンジニアがキャリアパスを選ぶための3つのポイントをご紹介します。

得意な作業やスキルをもとに選ぶ

ひとつは、自身の得意な分野や作業からキャリアパスを考えていく方法です。技術面を得意としている人もいれば、技術面よりコミュニケーションが上手かったり、マネジメントに強かったりと、同じクラウドエンジニアでも得意分野は人によって異なります。

例えば、技術面に自信がある場合はスペシャリストやジェネラリストを目指したり、マネジメントに自信がある場合はコンサルタントを目指したりと、自信があるスキルをもとにキャリアパスを考える方法もあります。

希望する働き方をもとに選ぶ

クラウドエンジニアのキャリアパスは、選択する職種によって働き方が大きく変わります。例えば、技術系とマネジメント系で異なるうえ、会社員として働くか、フリーランスとして独立するか雇用形態によっても大きな違いがあるでしょう。

目先の目標だけで決めるのではなく、将来的にどのような働き方を選択したいのか、中長期のビジョンをもつことも大切です。ビジョンをもとに希望する働き方を実現できるキャリアパスを選択することで、働くうえでの不満も生まれにくくなります。

年収相場で選ぶ

キャリアパスによって、年収の相場は変わってきます。また、キャリアによっては転職や独立によって年収が上がる可能性もあります。収入面を重視するなら、それぞれの年収事情について把握しておくことも大切です。

より年収の高い道を進みたいなら、年収相場が良いキャリアパスを選択する方法もあります。ただし、年収の相場は需要で変動するため、地域によって異なる点に注意が必要です。より高い年収を目指して、需要の高い地域で働けるかなどもあわせて検討すると良いでしょう。

希望のキャリアパスを実現する方法

クラウドエンジニアとして働く中で、希望のキャリアパスを実現するにはどうするべきか、キャリアパスを実現するための3つの行動を見ていきましょう。

キャリアパスの方向性を定める

希望するキャリアパスを実現するためには、方向性をしっかり定めることが重要です。

まずは、「自身がどのようなプロジェクトに携わってきたのか」「どのようなスキルを習得しているのか」、あるいは「どのような分野や業界に興味があるのか」「興味のある企業の募集状況はどうか」など、必要な情報を集めましょう。

情報を収集し整理することで、やりがいを感じること、自分に向いているポジションなどの傾向を把握でき、方向性を決めやすくなります。

不足しているスキルを習得する

情報収集により、自分自身が習得しているスキルのほか、希望のキャリアパスの実現に不足している知識やスキルも同時に見えてきます。

方向性を定めたら、希望するキャリアパスに応じて必要なスキルをピックアップし、自身の経験やスキルと比較して、不足しているスキルの習得を進めていきましょう。

例えば、プロジェクトマネージャーを目指す場合は、マネジメント能力が必要になります。不足している場合は、マネジメント能力を強化できるプロジェクトに携わるなどして、不足している能力を磨くことが重要です。

転職やキャリアチェンジの準備をする

方向性を定めたら、目標とするキャリアパスの実現に向け、いつまでにどのスキルを習得するべきか、どのような行動を取るべきかなど、キャリアまでの必要なステップを明確にします。

目標とするキャリアによっては、転職が必要になることもあります。これまで携わったプロジェクトや解決に導いた課題を言語化できるようにしておきましょう。

まとめ

クラウドエンジニアのキャリアパスは、スペシャリストとしての道を目指すか、ジェネラリストを目指すか、マネジメント系を目指すかの3つに大きく分けられます。

働き方としては、企業に雇用される形だけでなく、フリーランスとして独立して働く方法も考えられるでしょう。いずれにおいても、自身が希望するキャリアパスを実現するには、方向性を定め、実現に向けて行動していくことが重要です。

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